「神戸ニニンガ日誌」(第3,483号)
【金曜日は過去の号を再録します】
○朝、寝耳に水を浴びせ、固い頭の天を突く怒髪を撫で、猫背と鳩胸、長尻に湯を浴びせ、首と足を洗って風呂場を出た。
○喉から手を出して歯を磨く。口が酸っぱくなり、舌が回り歯が浮いた。黒い腹を抱えながら曲がったヘソで茶を沸かし、耳のタコを取ると痛い。
○クバせた目に入れても痛くない目薬を入れるとニラミが効いてウロコが落ちた。木で鼻をくくり、脇を固め、出かけたアゴとツノとシッポを納め一肌脱いで家を出た。
○怒らせた肩で風を切りながら進む。頭をヒネると食堂が見えた。命を洗濯しようと思い、二の足を踏み、暖簾を腕で押した。
○手に汗を握る。喉が鳴る。鳥肌が立つ。手塩をかけた目クジラを発注。歯を食いしばって肘鉄を食らう。オヒレのついたスネを齧る。かまをかけて腹を割ったホゾを噛む。
○泡を食い、息を飲むと二枚舌がシビれた。ふんどしを締めてかかる。
○尻餅を喉に詰まらせて涙を飲んだがやがて腑に落ちた。無駄口を叩いていると奥歯にモノが挟まった。(2013年11月8日号)
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。