鯛の鯛新野新のはタイのタイ@箸が持てなきゃ遭えないものか | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,198号)

○1998年頃、VAN創業者の石津謙介さんを訪ねた。当時、石津さん名のブランドを担当していた。「コレクション」について聞いた。

 

○石津さんは大きな魚の骨を持ってきた。「鯛の鯛ってあるでしょ。これはマグロのマグロ」と。自分で釣ったので取り出すという。私が見たのはまだ生乾きだった。

 

○鯛のアラ煮を食べ、箸がうまく運べると鯛の鯛が取り出せる。石津さんに「人間でいうと肩甲骨」と教えていただいた。なので一尾に2個ある。

 

神吉拓郎『たべもの芳名録』に「鯛の頭を丹念に食べてゆくと、小さな骨片がいくつか手もとにたまる。これをうまい具合に組合わせて並べると、小さな鯛のかたちが出来上がる」著者の父親がやっていた。

 

○組合わせて並べる? あまつさえ「一片だけでタイのタイと呼ぶこともあるらしい」と。鯛の鯛=一片の骨、が定説ではないのか。

 

○ネットで調べても組合わせて並べるものはどこにも見受けられない。もうナイトスクープに調べてもらうしかない。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。