冤罪はあってはならぬと言うけれど@罪を憎んで人を憎まず | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

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何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,196号)
 

○大学時分、「狭山事件」をテーマに考察を重ねた。1963(昭和38)年に犯人とされた石川一雄さんの事件は冤罪として再審中である。狭山事件の直前に起こった「吉展ちゃん事件」が未解決の時期で、検察の強引な手続きに綻びが多数ある。

 

○今般「袴田事件」の再審が結審した。一家4人を殺害したとして袴田巌さんの死刑が確定している。検察は改めて死刑を求刑し、弁護団は無罪を主張した。証拠の捏造などが取沙汰されている。

 

○「そこまで言って委員会NP」で「飯塚事件」を取り上げた。当時のDNA鑑定などの手法にも疑問がありながらも死刑が執行された。死刑が確定してから執行まで約2年という異例の早さにも驚く。死刑執行後に妻が再審請求した。この国では、再審請求中にも死刑を執行してきた。

 

冤罪であれば、罪のない人を国が殺してしまうこととなる。同時に真犯人が逃げ延びたこととなり、取り返しがつかない。

 

○袴田事件の判決は9月26日に言い渡される。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。