「神戸ニニンガ日誌」(第3,189号)
○「素饂飩」と書くと何やら難解な元素のようだが、要は「すうどん」である。「素うどん」とも書く。私はすうどんが好きだ。
○落語「時うどん」や「風邪うどん」に登場するうどんは、麺と汁だけの「素うどん」である。店のメニューには「素うどん」ではなく「かけうどん」と書かれてある。そしてカマボコとネギが乗っている。
○カマボコとネギは「素」の要素で、七味などの薬味の延長と考えてよいのか。そういえばカマボコを使う「木の葉丼」もメインメニューではない。
○「素」は「味の素」の「もと」であるが「そ」とも読む。色素、水素、塩素、酸素、炭素、質素、窒素など。「す」はうどん以外には「素顔」「素手」「素敵」位しか思いつかない。
○素子という名は大林素子、新井素子か。おっと松田素子さんを忘れてはいけない。
○「素うどん」にカマボコとネギ以外に天カスを乗せる場合があるが、そうなるとハイカラうどんとの差が分かりにくくなる。
○新大阪駅構内「浪花そば」、都島駅前の「こっぺ」、加納町の「松屋」は旨い。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。