余録ある天声人語は春秋に@編集手帳に正しく平記す | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,109号)

○神戸新聞コラム「正平調」が90年。「せいへいちょう」と読む。同欄は論説委員が担当し、現筆者が何代目かは不明だ。

 

○1934(昭和9)年1月の第1回を再掲した。当時の白根知事が御用始式に遅刻したことを書いている。

 

○特集ではこれまでの正平調を代表する書き手の中平邦彦と林芳樹が対談。執筆依頼を受けたとき、林氏は「ああ、きた」と思い、中平氏は「迷惑だな」と思ったという。

 

○朝日紙「天声人語」は、5日で120年となった。1904(明治37)年の初回書き出しは「雲を呼び雨を起すと云ふ辰の新年」だ。

 

○長く担当した荒垣秀雄は「読者と対話する『縁側』であり、人の世をじっと見つめ続ける『街路樹』のような存在」と定義した。

 

○1面コラムについては、神戸新聞の林氏は「新聞社のにおいを代表している」とし、中平氏は「新聞の中で唯一主観で成立している」と特徴を解いた。

 

○そして「長く続けるのは難しい」とし「遊びと放浪の蓄積しかない」。日刊紙は不断である。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。