「神戸ニニンガ日誌」(第2,897号)
○出版科学研究所は2022年出版物の販売金額を発表した。紙と電子で1兆6305憶円(前年2.6%減)、紙だけでは1兆1292億円(同6.5%減)だった。
○20年・21年はコロナ禍での巣ごもり需要があったが、22年はそれも終息した。特に文芸書、児童書、参考書、資格試験関連本の売れ行きが悪く、増加したのは地図や旅行関係書(20%増)のみだ。
○また、資材や輸送費が上がり、本や雑誌の値段が上がっている。特に文庫本の新刊平均価格は747円までになった。芥川・直木賞作品を文庫本で集めている人(私)には中々聞き捨てならないニュースである。
○また、昨年は月刊誌の創刊が初のゼロだったという。月刊誌は隔月刊や季刊、不定期刊に変更しているという。
私の発行する『月刊土日技術』がリスペクトしている理工図書の『月刊土木技術』も昨年12月に百年の歴史を閉じ休刊となった。
○ピンチをチャンスに変えるにはどうすればいいのか。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。