お聖どん恋愛話読んでみよ@言い寄られても私的生活 | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

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何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第2,883号)
 

○前回の本稿で田辺聖子の半生を描いた朝ドラ「芋たこなんきん」再放送終了後に「ワード『芋たこロス』もバズッた」と書いた。それは「芋たこ民」の誤りであった。

 

○2006年の放送だが、今なお新鮮だ。先週の朝日新聞では「男女平等が真ん中にあって、オトナの女性の強さが描かれている」とある。

 

○同記事では田辺聖子の『私的生活』を取り上げている。「乃里子3部作」『言い寄る』『私的生活』『苺をつぶしながら』の2作目。

 

○31歳のデザイナー乃里子のシリーズは、田辺聖子の恋愛小説の中でも代表作だと言われている。特に『私的生活』には「人間の尊厳が描かれている」と、講談社の緑川良子氏は言う。

 

○夫と別れ大阪に居たが、夫が忍び込み日記を盗み読みしたり、家・車の鍵の入ったバッグを持ち出す。今のDVに近いが、これは1976年に書かれたもの。

 

○田辺聖子の本はこれまで数冊しか読んでない。『私的生活』は、あの山田詠美がバイブルにしているらしい。俄然読んでみたい。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。