抵抗の新聞人がおりました@泣く子も黙る桐生悠々 | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

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何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第2,746号)

○阿倍野K氏、大学で「新聞」を教えている。新聞を研究しているというので、書籍『抵抗の新聞人桐生悠々』(井出孫六)を紹介した。

 

○昨年末、読売新聞と大阪府が包括連携協定を締結。元日、MBSは松井一郎、吉村洋文、橋下徹の番組を放映。4月、朝日新聞の峯村記者は『週刊ダイヤモンド』の安倍晋三記事を公開前にチェックするように要求。「顧問を引き受ける」と伝えたという。

 

○ライターの松本創は、報道は「公権力から距離をおき、独立性を保つのは原則」と言う。武蔵大の奥村信幸は、信用してもらうには「連携しないこと」と言う。MBSの件では「政治家がメディアで発言すれば、政治性を帯び」るという

 

○桐生悠々は個人誌『他山の石』の昭和16年9月5日号で、新聞は「政府の反射鏡たらんとしている。輿論を代表せずして、政府の提灯を持っているだけである。彼等は矛盾極まる統制の名の下に、これを彼等の職域奉公と心得ている」と書き、9月10日に喉頭癌で逝去した。

まだいまだ。