首位打者がバットを置いてピアノ弾く@ロッテの戦士保育士になる | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第2,743号)

○今年の4月から横浜市の保育園で新しい保育士が働きはじめた。高沢秀昭、63歳。専門学校で2年間学び、3月に資格を得た。

 

○今朝の「ラジオ深夜便」で高沢さんが思いを語った。高沢さんは元プロ野球選手。1979年にロッテに入団。88年には首位打者にもなった。

 

○引退後もコーチも務め、アカデミーで小学生や子供たちに野球を教える中で保育関係に携わりたいと思う。奥さんが病死したこともあり「やりたいことをやる」と決めた。

 

○現役時代は背番号を付けて仕事をしていたが、今は「ひであき」と書かれた名札を付けている。園の方針は、見守る保育の実践だ。子供の自主性にそっと寄り添う。

 

○1988年10月19日の伝説のロッテ・近鉄戦、いわゆる「10・19」でも大活躍した高沢選手。そのような栄光とも区切りをつけた。

 

○「ピアノには苦労した」と笑いながら語る高沢さんは、私たち世代の新しい生き方を示している。
 

まだいまだ。