「神戸ニニンガ日誌」(第2,740号)
○「揺るぎなきエエ加減」。私の自作した座右の銘だ。私が創った会社の理念は「社会に於けるエエ加減の実践」である。
○ここで言う「エエ加減」は無責任な事ではなく、「グッドコンディション」の事である。何事も過ぎては仕損じる。
○その度合いは6割6分7厘辺りにあるのではないか。そこをボーダーとしてガシガシと進めていくのが私の考えるプロだ。
○もちろん100%や全勝を目指すべきだが、それを重視し過ぎて〆切を過ぎてもよいということにはならない。
○仕事には要件がある。予算、解決方法、コンテンツ、そして予定。〆切も仕事の大きな要件である。野球も全勝を目指すが、過去十年の優勝チームの勝率は6割6分7厘以下だ。2勝1敗ペースで最上位の目標(優勝)が達成する。
○7割程度を推奨する事ではない。100個受注して70個の納品では済まない。広義のデザイナーとしての最低限のクオリティだ。
○逆にアーティストは100%以上の回答を出すために〆切を過ぎてもよいと思う。
まだいまだ。