メモ魔でもノートもつけているらしい@記録があると後が捗る | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第2,439号)

FMココロ「門上西林物見遊山」を聞いた。コラムニスト門上武司とコピーライター西林初秋の番組。

 

○門上武司が天神橋筋商店街の古書店で買った本を紹介。後藤繁雄の『独特老人』は、当時私が2800円に躊躇して買わなかった本。ずっと立ち読みをしていた。今では文庫でも読めるのか。

 

○西林初秋は、京都で松本清張『作家の手帖』を見つけた。清張作品の創作原点となるもの。メモはさらっと書く方が後から役立つらしい。

 

○新潮社『波』8月号「名対談撰」では吉村昭と新田次郎の対談(1970年)が再録された。新田が吉村の『戦艦武蔵ノート』について聞いた。

 

○吉村昭が「武蔵」を書き始めた頃、編集の人に、ジードの『贋金づくり』には『贋金づくりノート』もある、と聞き並行して書いたという。

 

○『陸奥爆沈』の取材時には、爆沈を見た人に話を聞いたが、作り話だった。戦艦武蔵の建造技師が「平和を願う気持」で巨艦を造ったという話に吉村は、まぎれもない兵器に「平和」はない、と憤る。メモやノートは奥深く、あなどれない。

 

まだいまだ。