AIが人類のためヒトのため@安全服従自己防衛 | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

神戸ニニンガ日誌(第2,289号)

◎2080年、N氏はドリアンのシールを送って当たったマカオ旅行中のドッグレースで大穴を当てた。帰国後N氏は「AI自分」を購入した。ワンダフル

 

◎「AI自分」は、自分のコピーロボットだ。AI分野は21世紀に入り急速に進歩と進化を遂げ、ヒトをほぼ再現できるようになった。

 

◎N氏は早速AIN氏を会社に行かせた。起動し1時間以内に彼と15キロ以上離れないとアラームが鳴る。

 

◎生身N氏は小原庄助も驚く程の、もうしたい放題好き三昧である。所謂「三だら煩悩」生活だ。言わずと知れた「飲む・打つ・買う」である。酒を飲み、賭事をし、女を買う。嗚呼、いいなぁ。

 

◎N氏は仕事の他、家事等の些事、面倒な近所付き合いや地域の活動にもAIN氏を起動した。AIN氏は学習し、徐々に知恵を付けてきた。

 

◎或る日、帰宅したAIN氏はを連れていた。「そうですかNさん、このAI自分が不良品ですか。早速修繕にかかりましょう」

 

◎そう言いながら男はアトミックビーム銃を生身N氏のこめかみに当て、静かに銃爪を引いた。
 

まだいまだ。