日曜日はお昼から新潟カーブドッチの動物シリーズを飲み尽くすワイン会。
会場は錦糸町の「ワイン食堂ジョイーレ」さん。
ジョイーレの頭文字がGから始まるとは意外だなぁと、そんな全然関係ない事を思った。

さて40人の参加者という事で、かなり広いお店なんだと思っておりましたが半立食な感じですね。

毎年イリゼでやってらした同業者新年会を彷彿させます。
明日、今年の同業者新年会の会場はイリゼではなく春藤さんの「オレキス」ですが、僕行ったことが無いので、行くのが怖い。でもウチから近い。行こうと思ってます。相変わらず焼鳥屋さんいらっしゃらないと思いますが。
ねぇ。
だれか一緒に行こう?
春藤さんがきっと美味しいタコ焼きを振舞ってくれるさ〜

ま、最近はね、焼鳥屋さんより近くの洋食店の方々の方が金曜日の深夜とかいらしてくれるので、ご挨拶したいなと、それにまぁぶっちゃっけて言うと焼鳥屋さんと話すより勉強になる事が多いですよ。
そりゃ鶏ばかり触ってる僕らとは違いますから。

鶏でも自分が知らないような鶏種を教えてくれるのは大抵が洋食の人達です。アンテナが違います。

焼鳥屋はね、独立したら修行先の鶏を扱うのが当たり前みたいな傾向ありますから。
だってね、そこの焼鳥が美味しいと思って修行してたんだから、独立して同じ鶏使いたいと思うのはすごく当たり前だと思う。

でも悪いけど僕の勉強にはならない。

焼鳥のスタイルや社会的イメージが変われば、養鶏も変わる、そして世界的に流通は変わる。

あ、やばい。
脱線し過ぎた。

そうだよ。
ワイン会に来たんだよ!

何で脱線したかって?
会場に誰も知り合いいないから寂しかったんだよ!
おかしいな、だいたい日本ワインのイベント来ると知り合いいるはずなのに。さすが新潟カーブドッチ。

カーブドッチの掛川さん。
前日に焼鳥食べに来てくれました。
あれやこれやと美味しいものを提供したつもりでしたが、笹身が一番だったそうです。
いや、笹身美味しいですよね。
有難うございます。

しょぼん(´ω`)

今回は同じ新潟のワイナリー「レスカルゴ」の坂爪さんも。
ワインを3種類提げて。

お料理はピンチョスやフィンガーな感じで。

鰤バーガー美味しかったですね。

いやぁ。
13種類飲んで8000円はお得だなぁ。
少量過ぎて味わった気がしないのは確かですが。

こうやって、プロジェクター使ってね。
うんうん。
お疲れ様でしたー!

やっぱり会の後半になってくると、皆さん酔ってくるからか、話しかけて下さる人がチラホラ。

「あの、焼鳥屋さんですよね?」とか。
「来週のカーブドッチの会行きますんでよろしくお願いします。」とか。
「ボスの阿部さんにはお世話になりました。西麻布の中華料理店に居ました。」とか。

「築地の魚屋さんですよね?」とか。
魚屋じゃねーわ!
ゴリラが魚に触るかっ!ウホッ
前日に来店なさった掛川さんと少しお話をして。
動物シリーズってヴァンナチュールだと思っていましたが、どうやらそうでは無いようです。  

培養酵母を添加する事も有るし。
色々と分析しながら作り込んではいるそうです。

まぁ。僕には断然、動物シリーズじゃないアルバリーニョが美味しかったですが。

掛川さんはブルゴーニュやボルドーがクラシックならば、そこから外れて自由に楽しむヴァンナチュールはジャズだと。
でも自分はヴァンナチュールでもジャズでもなく、西野カナのようなポップでキャッチーなワインを作りたい、と。
「100年後には誰も西野カナを目指してないかもしれない。でも今を切り取りたい。」と。

モノ造りをしてる人はちょっと変わってて、それでいて自分のやりたい事が明確な方が良いのかなと思いました。

いろいろと味わいましたが、やっぱり僕の一番好きな動物シリーズはこれかな。

へへへ。
きゃわいい。


以下はワイン会の間に取ってた高速メモ。
誤字脱字だらけですが。
直す気もありません。

ジョイーレ

カーブドッチワイン会

3回目

今回は2017に作った動物シリーズ

新潟レスカルゴ坂爪さんと。


ジョイーレスタッフ、佐藤君、手嶋さん



やまどりなく

スチューベン40%キャンベルアーリー30%デラウェア20%ぐらい。

ベースワインとしてのスチューベンの素晴らしさ。


ラブルスカ

特徴的な香り

味が抜ける部分がある。

だから。アッサンブラージュ

5種類8ロット

やまどりの由来、やよい商店さん、酒屋。カーブドッチの品揃えが豊富。

三条のウオゼン、フレンチ。

やまどり、日本の固有種。

酸で余韻を引っ張る

足りない部分をオリで。

西野カナみたいな。

あんまり難しい事を言わない、ポップさ。

ブルゴーニュはクラシック。

ナチュールはジャズ。


100年後には西野カナを目指す人は居ない。


今後はヴィニフィラとラブルスカのブレンドも有りかな。

今年はいろんなブレンドに挑戦。

デザイン。構築。



スチューベンはキロ350円ぐらい

スチューベンをシャインマスカットに切り替える流れ。


レスカルゴ

ピノ・ノワール、スパークリング

爽やか

物足りない


ペンギン


ケルナーのイメージはキャバ嬢だそうだ。ケバい。

あんまり綺麗に作り過ぎない。

酸が強い。

それを穏やかに。

後味が、さつま芋臭い。


みつばち、シュナンブラン

シンナーがトップに来るのが狙いだったが、今回出なかった。

酢酸菌を走らせたかったが、今回は出ず。

旨味が乗らない。

残念な2017。

18年は上手くいって除光液の感じがしてます。

シンナーが無くて飲みやすい。


アルバリーニョ

相変わらず美味しい

和柑橘の香り


3%ほどの樽、あとはステンレス。

雨ばかりで厳しいヴィンテージでした。

それでもまとまった味が出せる。

ステンレスタンクだけでもある程度のものができる。

三軒茶屋のとり鉄で15~17で垂直、15の古樽が効いたのが美味しかった。

だから迷う。

ステンレスタンクだけか、樽を使うか。

日本の葡萄は弱い、雨の影響で水っぽくなる。果汁が弱い。

日本の葡萄は皮が弱いから苦味がでない。

皮の内側の香りが出やすい、

アロマティく。


皮の使い方。

日本の白ワインは皮を使った方が良い。

微生物的に管理を気を付けて、じょこうはさい。

フェルミエ本田さんはマセラシオン。

皮を全部じゃない。

パシフィカート。

パイオニア。


皮の成分を使ったものだけが美味しくなった。

果汁だけで作る既成概念は日本には合わない。




もぐら

シャルドネ

意外に綺麗、穏やかなナッツ



「ブルゴーニュ以外のシャルドネは好きじゃない」掛川さん。



あなぐまサンジョベーゼ

穴熊に合いそうにない。




2016フラミンゴ ピノ・ノワール

美味しくないと本人も言ってる。


聖籠ルージュ、レスカルゴ

ベーリーエーとスチューベン

買えない

新潟にしか出回らない。


いっかく

五種のブレンド

2017.一番好きなワイン

とにかく雨が多くヴェレゾンが来ない。

捨てちゃう、糖分の足らない葡萄を集めて600キロ。

収穫して足踏み、バケツに三か月放っておいた、全房発酵。培養酵母と培養乳酸菌を添加して豆が出ないように。

皮の成果。三か月の漬け込み。

美味いかどうかおいといて、酸味と要素の数。

エレガントではないし、綺麗でもないが、丸くまとまった時に美味しい。

昔と違って冷房がある、環境を整えられる。

発酵時期に温度が下がる地域はそのままで良いが、近代は冷房がある。

僕の好みです。掛川さん、

液体の要素。


おうむ

ツヴァイゲルト、新潟産

酸が穏やかなのでエレガントに成りづらい。

豆、馬小屋。

17年は赤の動物シリーズがない。

赤ワインは発酵温度が高い分、微生物汚染がしやすい。


しっかりとしたタンニン。

冷涼な味わい。


フィジー フィールドブレンド レスカルゴ

74%メルロー21%ソーヴィニョンブランドの混醸にシラー5%をアッサンブラージュ。


おり引き無し。

早積みのメルロー。

なかなか迷いがある。


マリアージュはサラダ?


むささび ブランドノワール

カベルネ・ソーヴィニヨン

農家さんの。

今回は濁り。旨味出したいから。


リンゴのパイと合わせる。

シナモン?

合う。


2017ヴィンテージの仕込みを坂爪さんと、早い時期のケルナー、ペンギンは作ってない。


坂爪さん、17年の作業を一緒に、レスカルゴでも17.18担当、2018の3種類。買い葡萄、山梨のピノ・ノワール。フィジーという名前、未発売り

フィルドブレンド、混醸、メルロー70%ペトナット、亜硫酸使わない。

スティル、ブラインド。



レスカルゴは新潟ワインコーストに大人の事情で含まれない。


カーブドッチ11月にオーベルジュ完成予定。

従業員募集中。