日曜日。
「日本ワイン中村」の女将さんを招いての1人営業。
まず、営業許可を有難うございますボス。
自分がオーナーだったら気持ち悪くて仕方が無いと思います。
俺の店で何をやってんだお前は。
自分の家でやれ!って言うかもしれません。
まぁ。
自分の家じゃ出来ないから店でやりたいんだよ。って言い返しますけど。
とにかく。
有難うございます。
日本ワイン中村さんは気になっていたのだけど、休みが一緒だからお伺いが出来なくてね。
んで中村さんもウチに来たくても休みが一緒だからなかなか来れないっつーんで。
さすらいのグルメ王のヨシキさんが繋いで下さいまして。
こんな形となりました。
僕1人だと6人が限界、飲み物のサーブをしてくれるなら8人が限界という条件で。
まぁ。限界なんてわからないんですけど。
やった事ないから。
楽しかったです。みなさんが楽しそうだったから。
なんか休日に働かせて悪いねぇ。って気を遣ってくださる。
別に僕、アメフト行かなきゃ暇ですから。
嫁は仕事だし。
いつも大して興味が無くてもブログを書くためによく分からんイベントに身を乗り出しているだけの休日ですよ。
だったらね。
こっちの方が意味がある。
まぁ。
疲れますけどね。
充実感と。
勉強ですね。
いろんな経験を積まないと。
もちろん。
「日曜日どうせ暇してんでしょ?だったらまた1人営業やってよ。」
って言われ方をしたら全力で断るけどね
「その日は都合が悪いんで〜」とか「予定が入ってまして〜」とか言って断らない。
は?やんないよ。いえ予定とか無いし暇だけどやらないよ。やりたくないから。
って言います。
すいません。僕B型なんで。
賄い以外じゃ久しぶり過ぎて。
お客さんの目の前で包丁使うのも。
なんだか新鮮。
会話をしながら。
ああ。
楽しい。
やっぱり自分は焼鳥をひたすら焼いているだけでは満たされないなと。
でも今の環境で焼鳥に集中させて頂いたからこそ磨かれた部分もあると思うので、それには素直に感謝。
たった8名の為の仕込み。
ああ。
前の職場を辞める原因になった料理。
茄子の天麩羅と昆布締め笹身。温度帯の違う2つが口の中でとろける感じが僕はたまらなく好き。
前の職場で新メニューとして提案したら「美味しいけど、揚げ物はダメだ。皆にスキルが無いから。」と大将に却下された。
20席ちょいの店で6人働いてて揚げ物も出来ないなんてどうなってんだゴラァ!揚げ物練習するために賄い当番とかあるんだろうがよぉ!スキル磨けやー!こんな店がビブグルマン貰ってんじゃねぇよぉぉぉー!
そんな過去を思い出す料理。
当時は柑橘のヴィネグレットを掛けたが、この日は愛媛のキャビアライム。
時代は変わったのだ。
樽の効いた白ワインが有ったら使おうと思って仕込んどいた海老ソースの行き場がなくなったので、ラーメンに入れて貰って味の変化を。
人生は何事も変化が必要。
ええ。
なんだか清々しい気持ちになりましたね。
ええ。
髪を切ったから。
うん。それが一番デカイかな。
いろんな方と会話をして縁を頂いて。
いつもの営業だとそれが出来ないから。
うん。自分のやりたい形が見えてしまいました。
やっぱりお客さんの声無しではモチベーションを高められないのがこの仕事だなと。
8名限定だからこそできる仕込み。
本当に楽しかった。
でも現実的に。
12〜15人を最高にハッピーへする仕事を将来的にやりたいなと思いました。
そんな妄想を大事に形にしつつ、現実逃避はしないで年末頑張るぞと。
今度の日曜日も8名様限定の1人営業。
女性が8名と聞いてますので。
なんかドキドキしちゃう。
別に深い意味は無いけどタンクトップで営業しようと思ってます。
日本ワイン中村さんとはまた何か企画したいなと。
なんかテーマ決めたりとかね。
今回は綺麗な感じのワインだったので、もっとガツンとインパクトがあるのでも良いし。リモコンで殴られるぐらいのインパクトが欲しい。
でも焼鳥と合わせるならどうしても白ワインに寄ってしまいますかね。
日本ワインの美味しいのが元々、白が多いってのも有りますが。
つまり焼鳥と日本ワインは抜群って事ですね。
さてさて。