金曜日の深夜営業をしなかったため、西荻窪「志そ鳥」の翔太に誘われて、恵比寿の焼鳥「喜鈴」さんへ。

翔太は僕に誘われたと思ったらしいが。

いやー。

{6B473E25-E7E2-4127-9491-7292D7C2335C}
美味しかったですわー。
序盤の手羽やモモの少しレアな感じがちょっと個人的には苦手なんですけど、抱き身、ふりそで最高でしたね。
やっぱり火入れって個人によっての好き嫌いも有ると思うので「絶妙な火入れ」って言葉は僕はあまり好きじゃないですね。

丹羽黒鶏の旨味が前回お邪魔した時よりグッと感じられました。
レバーの火入れも最高に好き。

何よりここのツクネは美味しい。
大将の鈴木さんが中華料理の経験者って理由からか分かりませんが、香り、スパイスの使い方が素晴らしい。これ前回来た時も思いましたが。

何故か翔太がワインを飲みたがる空気を醸すので。

白ワイン好きの私としては

敢えて

赤ワインを飲みました。

翌日にアルプスワインとのメーカーズディナーを控えている私としてはあまり飲み口の良いお酒は控えたかったのです。
ガツンと酔いを感じて寝てしまいたい。

最初はカリフォルニアのジンファンデルを勧められました。
うん。
最高に濃い感じで酔えそうだ。
焼鳥に合うとは思えないが。

しかし翔太がエチケットが好きじゃないという理由でチェンジ。そんな...デリヘルじゃないんだから...

次にトスカーナのサンジョヴェーゼと日本の赤ワインを提案された。

イタリアワインで酔ってしまうか...と少しだけ思ったが、やはり僕にはトスカーナのワインを手に取る理由が無かった。

酔えないかもしれない。

そもそも酔いたくてワインを飲むことなんぞ無いのですが。

こういう時に六本木の酒屋さんで講習をして下さった中央葡萄酒の船越さんの顔が浮かぶわけですね。
{FD5AA6DA-68A0-413A-B260-6E08C425F1C0}
そんなわけでグレイスのワインをチョイス。
{34B902AC-9535-43FF-A106-201C3A1DB010}
んー。美味しい。綺麗。
キレのあるお浸しの地を飲んでる感じですかね。醤油感あるし。塩分ないけど。ホンダシの長い余韻も無い感じ。
例えが悪いですけど、本当に美味しい。

{B3903C1A-5A7E-46E3-8527-60E1705E05E6}
〆のラーメン。これまた香りの使い方が素晴らしい。

前回、1年以上前に頂いた時とスープが変わった印象。もっと濃厚なパイタンだったような...気のせいか。
サラッとしているようでしっかりボディのあるお味はさすが。
竹炭を練り込んだ黒い麺も面白い。
何の説明も無ければ酔っ払いはイカスミだと思って食べて帰る事だろう。

「喜鈴」さんも金曜日だけ深夜営業をやってて、なかなか伺えなかったのですが、こういうワンチャンスが有ると行きたくなりますよね。

恵比寿から自転車で帰りました。
帰りがけに古河橋で「お疲れ!」と声を掛けられ「えっ?」と思ったらエレネスクの大瀧さん。
すごいですね。お互い自転車なのに遠目で僕だって判断する能力。いつも眠たそうなのに。
エレネスクさんも6月から営業時間を伸ばすそうなので、お伺い出来そうです。
財布と妻に応相談ですが。

翔太は恵比寿から六本木へ移動して頂き、マイ店長に始発まで相手して頂けるようぶん投げて帰りました。
面倒見の良い店長で助かります。

あー。焼鳥旨かったなぁ。