原文はこちら
http://www.telegraph.co.uk/sport/football/competitions/euro-2012/9318225/Euro-2012-Dutch-threaten-to-walk-off-pitch-over-racist-abuse-after-black-players-are-targeted-during-training.html
今日6月8日から開始される欧州選手権ユーロ2012は、ポーランドとウクライナでの共同開催ですが、人種差別が大きな問題となっています。
具体的に言うと、地元の白人の観客が黒人プレーヤーに対して「サル」だとか「ホーホーホー」とサルのような鳴き声をわめいて、結局は黒人=猿という差別的なヤジを飛ばしているということになります。
この事件は、ポーランド内のKrakowという都市で起こったのですが、ここにはイングランドチームも滞在する予定となっていることから、イングランドのメディアも注目しています。
というのも、以前にBBCの番組がこの都市のサッカーチームのサポーターによる人種差別問題を取り上げ、UEFA会長のプラティニが試合中に重大な陣差別事件が起こった場合は、レフリーが試合を中止できる権限を与えられる、とコメントしているからです。
また、イングランドには何人か黒人系の選手がいて、それら選手の家族は現地に行って応援することを取りやめています。当然、人種差別的な扱いを受ける恐れがあるからという理由です。
さらには、元イングランド代表で黒人のソル・キャンベル選手がイングランドのファンに対して現地に行って観戦しないように警告しています。
欧州の人種問題は複雑ですが、いずれにしても、開催前から問題を抱えた大会となっています。無事終わるといいですね。


