ちょっとチャット(Numeri日記より) | ヌメラーのヌメラーによるヌメラーの為のNumeri日記

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おもにNumeriでお気に入りのブログ転載します。Numeri知らない人はゼヒ読んでヌメラーになりましょう。
※私が書いてるのではありませんので悪しからず(^^)/

通信手段の発達には目を見張るものがありまして、最近じゃあ何でもインターネットが当たり前。旅行の申し込みから各種料金の支払い、下手したら買い物まで全てインターネットで賄えてしまいます。

そうなると、言葉を発する機会ってのがあまりなくなってしまいまして、よく考えたら今日は一言も喋ってない、ですとか、それどころか一歩も家から出てないじゃないか、下手したら声を発して喋った量より書いた文章のほうが多いじゃないか、とゾッとすることもしばしばあります。

本当に便利になりすぎて逆に不便と言うか、多少分かりにくいかもしれませんが、なまじ便利なだけに困ったことに遭遇する場面もいくつかあります。

その際たる例が携帯電話でしょうか。携帯電話が普及していない太古の昔であるならば、今は外出中だから連絡が取れない、所在がつかめないから連絡できない、などと嫌な電話から逃げることができたのでき、連絡するほうも仕方ないと半ば諦めることができたのですが、携帯電話を所持していればどこにいようともダイレクト捕まってしまう。嫌な電話だからと出ないでいたり電源を切っていたりすると、なんで連絡が取れなかったんだ!と怒られる始末です。

かの小泉純一郎首相も、「仕事が増えるから携帯電話は持たない」と豪語しているように、便利であるはずの携帯電話が面倒くさい事態を引き起こす原因になるという矛盾のラビリンスに陥っているのです。

現在の生活環境もそうです、なまじ便利に整備されているものだから却って面倒くさい。家から出ずにインターネットショッピングだ!と購入しようとしたらクレジットカード番号を要求されて、本当にこのサイトは安全なのか、詐欺じゃないのか、カード番号を盗まれないのか吟味。そして買おうとしている商品がどんなものなのか分からなくて不安なのでネットで検索して調べる。いざ購入しようと思ったらカード停められてて買えず、どういうことだとカード会社にメールで問い合わせ。返事を待って、先月分の料金を振り込まないと使用できないと言われて焦って振り込む、とまあ、一見するとインターネットショッピングは便利なものっぽいのですけど、やってみると結構面倒くさいんですよね。

面倒、面倒じゃない以前に、やはり便利すぎるのは問題があります。一言も言葉を発せずに、すべてパソコンの前で賄えるってのはどう考えても人間的に問題があります。僕ら人間は他者との係わり合いの中で生き、その中で色々なコミュニケーション能力を発達させてきた経緯があるはずです。それら生身の触れ合いをすっとばして、パソコンのみ、携帯電話のみで触れ合おうってんですから、恐ろしいことこの上ない。

パソコンや携帯電話のやり取りなんて、あんなものコミュニケーションでもなんでもありません。ネットコミュニケーション、なんて大々的に言われてますが、しょせんは記号のやり取り。モールス信号で通信してるのとなんら変わりないのです。

ネットの向こうで相手がどんな顔してるかなんて分かりゃしないし、そもそもどんな人なのかわかりゃしない。その向こうで人が泣くほど苦しんでいたって分かりゃしない。だから平然と人を傷つけることができるんです。だから異様に攻撃的になるんです。記号じゃ感情や痛みなんて伝えられない、生身で触れ合っていても伝わりにくいものなのに。

この先、どんなに通信手段が発達し、例えばテレビ電話みたいなのが一般的に普及したとしても、やはりそれは通信の域を出ないと思います。目の前で飢えた子供がいたら助けなきゃと思うけど、ブラウン管の向こうなら、どんなにリアルな映像だろうと所詮は画面の向こう。リアリティが無いんです。

どんなに優秀な通信手段であろうとも、ネットを介在するコミュニケーションはそれ以下でもそれ以上でもありません。それに心酔し、ずっとパソコンの前にいたり携帯電話を弄っていたりして一言も言葉を発しないなんて危険極まりない。本質ではない部分に踊らされているに過ぎないのです。

それに、面倒じゃないですか。生身の触れ合いだって面倒なことが山のように存在するのに、ネットでのやり取りだと更にそれが倍増する。相手の感情が分からないし、微妙なニュアンスは伝わらないし、「本当に怒ってないかな」「気にしてないかな」「どう思ってるんだろう」と気にする部分が山とある。

例えば、生身のやり取りで、突如女性の乳を鷲掴みし、相手の女の子が「怒ってないよ」とか言っていても、やはり表情やニュアンスで怒ってるじゃねえかって分かるのです。これがネット上で「乳を見せてくれんか」と言って、相手が「変態!」と言って、僕が「メンゴ、メンゴ」と謝り、「うん、分かってくれたらいいの、怒ってないよ」と言おうとも、ネットの向こうで彼女は激怒し、プーさんのヌイグルミを引き裂いているかもしれないのです。シャオ!と指先で切り裂いているかもしれないのです。しかし、それは全然に伝わらない。そういう部分を考えてコミュニケーションするのが面倒なのです。

特に最近、携帯の進歩やネットの普及など、こういったネット上でのコミュニケーションがクローズアップされているように思います。一昔前なら寂しくて死んじゃうようなロンリーな人でも、いくらかネット上に救いを見出している部分があると思います。しかし、一見すると便利なものには必ず危険な落とし穴と面倒臭さがあると心に留めておかねばなりません。でないと、かならず大きなしっぺ返しを食らうことになるのです。

こんな話をしてみましょう。

先日のことでした。休日であまりに暇だった僕は、いつものごとく一言も言葉を発することなく、目覚めてそぐにスライドするかのようにパソコンの前に座りました。

特にこれと言った目的もなく、気の赴くままにネットサーフィンしていたのですが、すると、別にそういうのを狙っていたとかイーグルのように狙いを定めてたとかそういうのではなく、ツルッとマウスが滑ってエロいページに飛んでしまったのです。

最近流行の、女の子があられもない裸体を露出しているブログっていうんですか、今日は新しい下着買っちゃった、ちょっと冒険しすぎかな、みたいな沸いてるとしか思えない文章に添えてエロスな画像が、ブラジャーの機能を果たしていない乳首丸見えのブラをつけた画像が置いてある、みたいなページに飛んでしまったのです。

最近は便利な世の中になったものです。これ、一昔前なら露出狂ですよ。変態の称号を賜り、徹底的に社会から迫害されてもおかしくない行為なのに、最近じゃ普通、あまりに当たり前に多くのページが存在するものですから、20代の女性の8割はこういうエロいブログやってんじゃないかと興奮するほどです。

しかも、けっこうキューティクルな女性がやってる例が多く、ちょっと前なら世界遺産登録間近みたいなブサイクな女ばっかりだったのに、ええ世の中になったもんやのう、と興奮するやらパンパンになるやら大変な騒ぎでした。

こういうエロいブログってのは、エロい画像自体に趣があるのはもちろんなんですけど、もっと注目すべきはコメント欄だったりするんです。もう、コメント欄は下心どころか下過ぎて心が地面に埋まってるみたいなサムライどもが香ばしいコメントを血沸き肉踊る感じで書き込んでますからね。みんな、あわよくば、みたいな感じがスケルトンで大量に書き込まれてるんですよ。

「お金ないよ~、だから今日はパンだけたべてまーす」みたいなアッパーパーな女の子の日記に対して、「マサシ」ってやつがコメントで「4万までなら池袋で手渡しできます」みたいな剛速球をぶん投げていた時は大笑いしたんですけど、そういうのを読んでるうちにですね、何だか僕も無性にムラムラしてきたんですよ。ちょうど寝起きということも相まってか、こちらが頼もしくなるくらい大変なことになったのです。

何か、何かエロスな物はないのか。

男性の方ならご存知でしょうけど、こうなった時の男ってのは非常に頼もしい。あらゆる可能性を吟味し、あらゆるチャンスに賭けることができる、チャレンジ精神の塊みたいな、スカウターがあったら一発でボンッとなるような力量を身に纏います。普段なら考えられないようなことも平然とやってのける、そんなマリオがスター取った時の様な状態になるのです。

普段、僕はネットで手に入れるオナニーネタ、いわゆるオナニーシードには否定的です。最近ではエロ動画のダウンロードやらエロ画像の閲覧など、なんでもネットでできるようになって「もうAVも借りる必要なくなったし、エロ本も買ってないよ」という声をチラホラと聞きますが、そこにこそ落とし穴があると僕は考えます。

エロ動画のダウンロードとか、ウィルスが心配だとか、詐欺に遭うんじゃなどと面倒なこともあるのですが、それよりなにより、僕は古来からの趣というか、風流なオナニーシード入手を大切にしたい。

ドキドキしながら初めてエロビデオを借りた青き日。クラス中でたらいまわしにされ、僕のところに来た時にはテープが切れていた裏ビデオ。破裂する心臓を抑えながら港で拾ったベロベロにふやけたエロ本。そういったね、ネットで手軽にワンタッチ、では得られない風流さがあるんですよ。エロビデオやエロ本にはね。

そういうのをすっ飛ばして手軽にダウンロードってのは言語道断だと思うし、卑怯だと思う。やっぱり、エロい動画を見るなら誰にも知られずコッソリダウンロードじゃなく、ビデオ屋のカウンタで恥ずかしい思いするとか、エロビデオコーナーでライバルと凌ぎを削るとか、そういう洗礼のような儀式が必要だと思う。そういうのをすっとばしてエロだけって、いつか絶対に手痛いしっぺ返しがくるよ。

昔はなあ、ビデオ屋のエロビデオコーナーは華やかじゃった。一風変わった禍々しきオーラを身に纏ったサムライどもでひしめき合い、「ミニモニファックだぴょん」なんて皆で取り合いじゃったわい。それが今は、若いもんはみんな動画ダウンロードにいってしまってのう、すっかり閑古鳥じゃよ。あの頃は良かった・・・。とpato老人は語る。

そんなことはどうでもいいとして、とにかく、僕は趣のないネットでのオナニーシード入手には否定的なんです。頑なに避けてる部分があって、絶対に手をださないんですけど、あまりにムラムラしてたこの時の僕は違っていた。全てはエロいブログやってる小娘が悪いんですけど、とにかく、今すぐにエロい何かに触れたくて仕方なかった。

満月を見た悟空みいなった僕を止める術などなく、ただ自らの禁であるネットでのオナニーシードを求めてネットサーフィン。検索エンジンで「エロ」とだけ入力するマサシなみの直球。そんなことをしてるうちにですね、良く分からないんですけどライブチャットっていう場所に辿りついてしまったのです。

なんだか、これが物凄くて、女の子のパソコンにカメラがついていて、その映像を見ながら女の子とチャットする、みたいな代物のようなんですけど、チャット部屋で待機している女の子を見てみると、結構そこそこカワイイ感じの、野球で言うならヤクルトスワローズクラスの戦力の女の子が揃ってるんですよ。

も、もしや、この女の子達がエロいことをライブでしてくれるのかしら。と思うと気が気じゃなくてですね、興奮でプルプルと震える指で好みの女性の部屋をクリックしてみたんです。

クリックだけでは入室したことにならないらしく、なんか待機中の女性の映像が興奮の生ライブで見えるんですけど、まるで僕を誘っているかのようにですね、股ぐらからパンティエがモロンと見えてるんですよ。

おいおい、と。別に惹かれたとかそういうんじゃなくてですね、パンツ見えてるよって注意してやろうと思いましてね、迷うことなくノータイムで入室ボタンを押しましたよ。したら、

「登録してください」

みたいな死の宣告みたいなページに飛んじゃいましてね、どうも登録しないと見れないくさいんですよ。それどころか、世の中にそんな美味い話があるわけなく、女性とチャットするのは有料らしくてクレジットカードの登録が必要ときたもんだ。見るとですね、1分200円くらいの途方もない料金がかかるんですよ。

あのね、1分200円ってなんですか。5分チャットしたら1000円ですよ。近所の富谷食堂で唐揚げ定食食ってコーラまで飲めますよ。そんなもん誰が払うかって思ったんですけど、どうも登録するだけで5分間は無料サービスでチャットできるらしく、迷うことなく登録しましたよ。エロとかそういうんじゃなくて、注意したかったんですよ。マジ、注意したかった。注意したかった。注意したかった。

注意したかったんですよ。

そしたらまあ、入室した瞬間に、映像の中の彼女がパンツ出しながらカタカタキーボードを打ちましてね、「こんにちはー(o^-^o)」みたいな、偏差値30みたいな挨拶をしてきやがりましてね、僕は毅然と言ってやりましたよ。

Rumi:こんにちはー(o^-^o)
pato:パンツでてるよ

もうね、夜回り先生みたいな正義なんですけど、毅然と言ってやりましたわい。そしたらあんた映像の中の彼女はさらに大胆に、それでいて淫靡に股を開きましてね。

Rumi:えー、ワザとだよ♪

とかね、もうね、日本の性もここまで落ちぶれたかってもんですよ。本当に嘆かわしい。ワザとパンツを見せるなんて、こういうのは結婚する相手以外にやってはいけないことですよ。

Rumi:えー、ワザとだよ♪
pato:ワザとなのか

みたいな、やり取りをしていたんですけど、突如僕の中の何かがスパークしてしまったらしく、

Rumi:えー、ワザとだよ♪
pato:ワザとなのか
pato:おっぱい見せてくれんか

ですからね。話の脈略がないにも程がある。イメージとしてはさっき昼飯食ったのに光子さん昼飯はまだかいのうって言う爺様のイメージで言ってました。

まあ、見れたら儲けもの、パンツ出してるくらいだからいけるかもしれない、ダメだったら冗談っぽくスルーしようという様々な思惑が入り乱れた発言だったのですけど、

Rumi:おっぱい?いいよ。ちょっとまってて

凄い勇気を出して発言した割には凄いあっさりと快諾。映像の彼女がモソモソと上に着ていたセーターみたいなのを脱ぎ始めたのです。

まさか、こんなライブでおっぱいが拝めてしまうのか!?だって僕、目覚めてから4歩くらいしか歩いてないし一言も喋ってないよ。それなのにおっぱいなんて拝めていいのか!?いやはや、便利な世の中になったもんだぜ、家のパソコンで女の子とチャットできるだけではなく、おっぱいまで生ライブで拝めてしまうとは。通信手段の発達もココまで来たか!!!と大興奮して映像を凝視していたのです。すると、

ブツン

ポイントがなくなりました。追加ポイントを購入しますか?

なんか映像が切れて無情なる表示が出てました。どうも、登録時に貰った無料ポイントがなくなってしまったようです。あと3秒、あと3秒もっていればおっぱいまでいけたのに!と憤怒することしきりですよ。

しかし、予想に反してライブチャットってのはいけるな、このライブによる臨場感など、今までになかったものだ。新しい興奮を覚えてしまったようだ。いっそのこと追加購入しておっぱいを拝んでやろうか、とも思ったのですが、そんなことをすると料金がかさんで途方もないことになるのは目に見えてましたので、泣く泣くチャットのページを閉じました。

ギリギリおっぱいが拝めず、なんか見る前以上の悶々とした情熱を抱え、どうしたものかと考えたのですが、そこで僕はある天才的閃きを、いうなれば天啓のようなものを閃いてしまったのです。

別のサイトにいけばいいじゃないか。

そう、どうも色々と見てみたらですね、こういったライブチャットってのは今空前のブームらしく、様々なサイトが乱立状態にあるんですよ。で、どこのサイトも顧客の確保が重要らしく、とにかく登録させようと、サービスポイントをつけてるサイトが山のようにあるんですよ。

色々なライブチャットサイトをサービスポイントだけで渡り歩く。

そう決めてですね、あっちのサイトで登録しては数分だけの映像を楽しむ、みたいなことをしていたんですけど、いかんせん、時間が短いためか無料ポイントじゃあ満足いくエロスに辿りつけない。

やはりチャットですから、入室してしばらくは雑談し、次第に「おっぱい見せてくれんか」的な内容にスライドしていくのが理想なのですが、雑談してるうちにサービスポイントが尽きてしまう。かといって入室してすぐに「おっぱい見せてくれんか」ではテロリストみたいなもんですから好ましくない。どうしたもんかと悩んでいましたところ、とんでもないクリーチャーを発見してしまったのです。

いやね、こういったライブチャットのトップページって、お話できる女の子の画像がバーッと一覧になってるんですけど、女の子の仕事ですからなんとか客を自分の蟻地獄に呼び込もうと最高にカワイイ写真を表示させてることがほとんどなんですよ。

もう、ジュテームみたいなポーズとってたりとか、目が飛び出るんじゃないかってくらいの上目遣いとか、死人みたいに真っ白に飛ばした写真とか、自信のスマイルとか、そういう奇跡の一枚、みたいな最高に良く撮れてる画像を表示させてるんです。

うわー、みんなかわいく撮れてるなあ、と思いつつ眺めていましたところ、そんな中にあって堂々と、おまえ、これ証明写真をスキャンさせただけだろ、という免許証の写真みたいな無表情にボーっと突っ立ってるだけのを表示させている女性を発見。こいつは何者だーってなもんですよ。華やかな写真群の中で、彼女の写真だけが遺影みたいに一際目立ってた。

おまけに、証明写真であろうともかわいかったり美しかったりしたらいいんですけど、どっからどうみても酷い。なんかトリックアートみたいな顔した女が鎮座しておられるんですよ。逆さに見たら魔女になりそうな顔ですよ。

この華やかな画像群の中に埋もれたやる気のなさはなんだ。もう気になっちゃってですね、とにかく一も二もなく入室しましたよ。そしたらアンタ、待機中の彼女の画像がライブオンエアされるんですけど、なんかホットドッグみたいなの食ってやがるんですよ。何の性的アピールか知りませんけど、それはちょっといただけないんじゃないか。ボロボロこぼれてるじゃないか。

とにかく、こいつは捨て置けねえぜ、と思った僕は急いでチャット開始。すると、「patoさんが入室しました」みたいな表示が彼女のほうにも表示されたんでしょうね、普段よほど入室がないのか映像の彼女が死ぬほど狼狽しましてね、ガタガタガタッってな感じでホットドッグ投げ捨ててました。

とりあえず、ジャブ程度の挨拶で

pato:こんにちはー

みたいに入力したのですけど、彼女はそんなの見ていない。なにをトチ狂ったのか、何も言ってないのに服を脱ぎ始めやがるんです。これはテロですよ、テロ。

挨拶しただけなのにいきなり脱ぐとか狂ってる、とか思うのですけど、彼女は止まらない。なんかマイクを使って音声で

「なんでも言ってくださいね。要求にこたえます」

とか言いながら尻をこっちに向けてフリフリしだすんですよ。映像では画面いっぱいに青のTバックが揺れ動いてですね、出来の悪い催眠術みたいになってるんですよ。いやいやいや、おまえちょっとおかしい。

お食事中の方には大変申し訳ないんですけど、尻を向けたのはいいんですけど、その尻がまた汚いのな。下手したらウチの親父の尻より汚いかもしれないってレベルで、そんなのが画面内を所狭しと蠢いてんの。

もう僕はポカーンとしちゃって、マグマのほうも萎えてしまってたんですけど、なんか彼女の中では勝手に何かがスパークしたらしく。「わかりました。脱ぐので許してください」みたいなノストラダムスの四行詩より訳わかんないこと言い出してTバックまで脱いじゃいましてね、もうとんでもないのが丸見え状態ですよ。何も言ってないのに。

あまりの展開に気が動転してしまった僕は、なんて打っていいのか分からず

pato:寒そうだ

とか訳のわからないことをチャットに打ち込んでいたのですけど、彼女は止まらない。出汁を取った後の昆布みたいな顔しやがってからにですね、ジョイトイ並にM字開脚のポーズになって陰部を触りはじめましてね、もう4年に一度来るお祭りの時の暴走族みたいなテンションで声を張り上げているんですよ。

かと思ったら、いきなり「私のお友達を紹介します」とか言い出して、傍らから日本刀みたいなバイブの登場ですよ。バイブが友達とか、翼君でもいわねえ、絶対にいわねえ。

「そ、そいつをどうする気だーー!貴様ーー!」

と僕が叫んだところで無料ポイントが切れて映像がブラックアウト。貴重な無料ポイントで昆布のとんでもない姿を見てしまった後悔とか、気持ち悪い何かとか、そういうのが悶々と渦巻いていたのですけど、それ以上にあのキチガイが何をしでかすのか気になってしまいましてね、続きを見届けねばならん、と訳のわからない義務感に襲われてックレジットカード番号を入力してポイントを購入してました。死ぬほど高けえ。カード入力、死ぬほど面倒くさい。

ポイント購入して彼女の部屋に戻ってみると、彼女は日本刀を構えた状態で待っていたみたいで、きっとアンタなら戻ってくると信じていたよ、と言わんばかりのオーラで日本刀を素振りしてました。

で、そこからショータイムの開催。どうも彼女の中では勝手にシナリオが出来上がってるらしく、こっちはポカーンとしてるのに「許してください」とか訳わかんないこと言いながら日本刀を出したり入れたり。延々と数十分間、その行為を繰り返してました。

凄い世界があるもんだと思って見ていたのですが、その日本刀みたいなバイブを入れたり出したりし、髪を振り乱して身悶えるブスを見ていましたら、なんだか海底で揺らめく海草のように見えたのですけど、こんなに抜けないエロ映像を見たのはやまだかつてない、と思いつつも、次は何をしでかすのか気が気じゃない状態で見守っていました。

最終的には、オペに使う道具みたいなのが登場し。ブスも「それだけは堪忍してー」と僕なんかは使用用途が全く分からないのに彼女の中では大興奮。そこで購入したポイントが尽きたので、もう飽きたし見るのをやめました。

いやはや、すごいキチガイがいるもんだぜ、と思いつつも、確か無料でオナニーするためにライブチャットの無料ポイントを駆け巡っていたはずなのに、キチガイを観察して5000円分のポイントも購入して使い切ってしまうという愚行、さらにオナニーすらしてないというか、汚い尻で意気消沈とか、全く何をしてるんだ、とため息をつくばかりでした。

便利になた現在の通信を取り巻く状況。しかしそこには大きな落とし穴が存在します。手軽にエロいものを自宅のPCで手に入れられるようになった、女の子と映像つきでチャットできるようになった、けれども、とんでもないキチガイ観察に5000円払ってしまう危険だってあるのです。5000円あったらエロ本なら15冊は買えますし、エロビデオの旧作なら50本を1週間レンタルできます。

便利すぎる社会の落とし穴。買い物にしてもコミュニケーションにしても、今一度振り返って、あえて不便であろうとも遠回りで趣のある旧来のものに目を向けてはいかがでしょうか。

ちなみに、外に出てエロビデオを借りたりエロ本を買ったりしましたが、結局この日は、「そ、そいつをどうする気だーー!貴様ーー!」の一言、しかも独り言しか発しませんでした。便利だろうが便利じゃなかろうが、言葉を発しない自分に驚きつつ、鳴らない携帯電話を握り締めて眠ります。