Macrowavecat現像室 -372ページ目

ヘヴィメタフィジックス

タイトルは内容とはあまり関係が無いのだが、重金属物理学とか重形而上学のように意味が取れる字面が格好良かったので。

 

 

半年以上前に入手したものだが、右のmillennium paradeのアルバムは現在もヘヴィロテしている。

 

 

たまたまビーチコーミング帰りの自動車のラジオでかかっていた「2992」が気になって、帰宅後検索したところファーストフルアルバムの12inchBOX仕様版が見つかったので早速予約注文した。

 

CD+Blu-ray+カセットに加えて、子鬼のフィギュアが3体入っている。

 

millennium paradeには、種々のアートワークやミュージックビデオの制作に協力する美術家集団が含まれるそうだ。

 

子鬼のフィギュアは、それだけで造形作品として成立している。

 

 

 

今や音楽は、LPやCDのような個別的な記録・再生媒体を脱して、巨大データセンターからデジタル信号としてストリーミング配信される時代になってきた。

 

ただ、個人的には、「クラウド」という語感と、データセンターという中央集権的な物理的基盤のイメージがあまりに乖離していて違和感しか感じない。インターネットの本来のコンセプトを正当に継承するのは、むしろ「P to P」技術だと思うのだが、残念ながら、人類の文明はこの技術を正しく使える段階には達していないということなのかもしれない。

 

ともあれ、少なくとも見かけ上は軽量感を追求する時代の流れに棹さすかのように、完全限定版ながら物の存在感に正面から拘ったバージョンを提示してみせた点には共感できる。