以前JA花咲ふくい坂井支店様で、マクロビオティックの料理教室をさせていただいた様子です。
1日目のメニューは、
甘栗入り玄米炊き込みご飯、重ね煮八宝菜、もちあわとワカメのスープ、かぼちゃプリン
入り玄米ご飯、麻婆豆腐、重ね煮のきんぴらゴボウ、重ね煮の味噌汁、黒ゴマプリン
でした。
まくろびきっちんコトコトが主催するお料理教室と違い、マクロビオティックという言葉を初めて聞いたという方も結構いらっしゃいます。
JAさんの広報誌で見て、興味を持ってくださり、(それがすごく嬉しいです！)参加していただいているので、毎回、私も新鮮な気持ちでさせていただいています。
マクロビオティックについて、どんな風にお伝えしたら、わかっていただけるだろうか‥‥。
と、お話する内容も毎回考えていますが
なかなか満足のいく内容にはなりません。
今日はこんな感じでお話させていただきました。
マクロビオティックというと、あまり聞き慣れない言葉ですし、カタカナで書くので、外国から来たもののように感じるかもしれませんが、実は、日本が発祥なんです。
マクロビオティックとは、簡単に言うと、
日本の伝統食のことです。
昔から伝わる、味噌、醤油、高野豆腐、切り干し大根、皮ごとの野菜やお米をあまり油を使わず、煮たり、茹でたり、蒸したりが中心でお料理します。
まだ、日本がお肉や南国の果物や甘い洋菓子などをあまりたくさん食べていなかったころの質素な食事です。
それがじつはとても体に優しいんです。
でも、私たちは毎日がご馳走に慣れてしまっているので、昔の質素な食事に完全に戻すのは無理がありますよね。
なので、例えば高野豆腐や雑穀を使ってお肉代わりとして使い、見た目も味も美味しい、満足のいくものに工夫して、家族も喜んでもらえるようなお料理を提案しています。
そして、マクロビオティックでは、一物全体という考え方と陰陽調和という考え方があるんです‥‥
ということで、
野菜や穀物をなるべく皮ごと食べることで、ビタミンやミネラル、食物繊維をとるという栄養面のことだけではなく、
イノチをいただいてるということと、旨味も逃がさずいただけるということをお話させていただきました。
これをきっかけに、少しでも関心を持っていただけたら嬉しいです。
