今で入院生活も3週間になりました。
痛みもあまりなく、お陰様でこうやってブログを
書く気にもなりましたし、集中して文章をスマホで打っていてもあまり疲れなくなりました。
本来、腹膜炎の手術だけなら、上手くいけば2週間で傷が塞ぎ、
普通にご飯が食べれるようなら退院と言う事でした。
そして、その最後の検査が内視鏡検査、いわゆる胃カメラだったのです。
それさえ最後にクリアしていれば、良かった訳ですが、
そうは問屋は卸してくれなかったのです！
噂に聞く胃カメラです。
不味い液体を飲まなければいけません。
その前にも、CT検査の時に造影剤を飲んでいます。
この造影剤を飲むのは本当に苦痛で苦痛で、
不味いとかそう言う問題ではありませんでした。
飲めないのです！
でも、とにかく救急車で運ばれた時の事を思い出して、
それよりはマシだと思って、別に毒を飲めと言われている訳じゃない！
と自分に言い聞かせて全部飲み干しました。
とにかく、病院と言う所は痛い事しかしません。
平気で痛い事を強要します！
もうちょっと、痛い思いを患者にさせない為の発見、発明をすべき事はてんこ盛りだと思います。
こんなサービス産業はあり得ない！
と思いながらも従うしか術はありません。
話しを本題に戻しますが、最後の難関、胃カメラです！
僕も見せてもらいながらの検査でしたが、途中でお医者さんが、何じゃこりゃ！
偉い事になってるがな！
と技師の方達と騒然としています。
僕も観ていましたが、綺麗なピンク色の、もしくは赤い胃壁の中に、
忽然と現れたのが、白いと言うか、やや黄色みががった部分が見えたのです。
胃カメラは、あちらこちらと動き回り、色んな角度からその異様な物体を映し出していました。
明らかに癌では無いと思いました。
案外綺麗だったのです。
検査が終わり病室に戻り、一体あれは何なんだろう？
あれは胃潰瘍では無い筈。
どう観ても、牛肉の油や豚肉の脂がこびり付いているとしか、僕には見えませんでした。
やっぱりサーロインステーキか〜。
カルビにロースか〜。
ロース肉のトンカツも良く食ったよな〜。
松坂牛のすき焼きも、神戸牛のすき焼きも食いまくったよな〜。
あのすき焼きに出てくる、牛脂そのものの様に、変形してしまっている胃を僕は自分の目で観てしまったのです。
やっぱり、四つ足は人間の胃では消化し切れないんだ！
鶏肉の方が良かったんだ！
僕は、あまり鶏肉を好んで食べませんでした。
それは、エネルギーの観点からです。
もっと、ジャガイモを食べるべきだった！
里芋ならもっと良い！
蒟蒻を毎日食べれば良かった！
とにかく、あの牛脂を溶かす為の食べ物です！
お米では、ご飯では溶けないのです！
麦飯の方が良かったですし、山芋のトロロ飯の良かったのです！
ハワイやポリネシアンの人の主食はタロ芋ですが、タロ芋が一番良かったんだ！
と思いました！
そして、もっとネギを煮込んで食えば良かった！
玉ねぎでも良い！
そしてキノコだ！
もっともっとキノコを大量に食べていれば、膿が溜まる孔が開かなかった筈なのです。
憩室のようになった窪みに、牛脂が溜まっていたのは、やはり陽性過多です！
蒟蒻湿布だ！里芋湿布だ！
かっーー！ここまで陽性で！
ここまで牛に祟られていたとは！
なんて事を考えていた時に、担当医の先生が来てくれました。
中さーーん！
偉い事ですね！
このままでは帰れません！
これで、普通の食事に戻ったら、どんどん膿が大きくなって、必ず救急車で帰って来る事になります。
こちらが考えている事は、管を通して、膿の袋に突き刺して、膿を抜くのです。
そして、膿の袋がもっと小さくなるまで絶食を続けるのです！
と言われました。
ごもっともな話です。
僕は意を決して、ダメ元で言ってしまいました。
あのー💦
家に帰って食養生したいのですけど。
食べれれば食養生も良いのですが、今は食べない方が良いのです。
胃をうんと縮めなければいけないんですよ。
今は、この高カロリーで全ての必要な栄養満点の点滴で体は保っているのです。
家で点滴生活は難しいですよ！
とごもっともな事を言われ、僕は敢えなく撃沈したのです。
そして、エコーで内部を観ながらの管入れが始まりました。
これは痛かったです。
めっちゃ痛かったです。
でも、お医者さんのテクニックは素晴らしいものがありました。
良くまぁー、エコーを観ながら、膿の袋のど真ん中を命中して管を差し込んだのです。
次は、この管をいつ取る事が出来るかどうかです。
その為に、またCT検査をして、最後にもう一度胃カメラを呑んで、小さくなっていれば、食事が始まり、退院になります！
と言う事で。
何とその最後の胃カメラが明後日に迫って来たのです！
どうなる事やら…。
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