僕がマクロビオテックを知ってやり始めたのは24歳の頃です。
当時、アメリカのボストンに住んでいました。
丁度、アメリカの永住権が取れて、アメリカ生活にも慣れて、英語にも慣れた頃の事です。
僕は、食生活を一変したのです。
肉を辞めて、チキンや卵を辞めて、ダンキンドーナツに通うのを辞めたのです。
アメリカではプライムリブが美味しかったですし、
オイスターやロブスターなんかのシーフードはボストンはピカイチです。
近くにはイタリア人街があって、ピザやパスタは最高でしたし、チャイナタウンも週一で通っていました。
そんな僕が、7号食を始めたのです。
きっかけは、その当時のボストンは、マクロビオテックをやってる日本人の学生が多かった事にあります。
皆んな久司先生の学校に通っていました。
そんな彼らの影響を受けて、僕は桜沢如一先生の本や、
久司道夫先生の本をどっさり、ニューヨークの紀伊國屋書店まで買いに行きました。
勿論、久司先生の講義も受けました。
その頃の僕は、別に病気ではありませんでした。
学生の友達もそうです。
皆んな、桜沢先生の哲学に惚れ込んだのです。
久司先生のスピリチュアリティに惚れ込んだのです。
それは、東洋の思想であり、哲学であり、ある種の宗教性を感じる事が出来ました。
これが、アメリカ人に受けていたのです。
西洋医学では病気は治らない。
そもそも、人間を治さなければ、手術をしても、放射線や抗がん剤、薬を使っても決して病気は治ってはいない。
人間を治すには、間違った食べ物を改めるしか無い。
つまり、食い改め無い限り、人は変わらないし、良くもならない。
そして、このままの食生活を続けていれば、必ず人類は滅びる。
と言う思想です。
人間は食べ物のお化け。
とも言われていましたし。
食べ物の欲に吊られて、人間のエゴは増長し、人間が、人間で無くなってしまい、人間と人間が殺し合い、戦争が絶えない。
食を改めなければ、必ず人類は滅びる。
もし、マクロビオテックの食事に人類が目覚めれば、人の霊性が成長し、新しい人類に生まれ変わる事が出来る。
かいつまんで言うと、マクロビオテックの思想と言うのはこう言う感じです。
この考えに僕は飛びついたのです!
これだ!絶対これだ!
これをやるしか無い!
それが、僕のマクロビオテックを始めた動機です。
つまり、病気で困っていた訳では無かったのです。
それよりも、人間である事が嫌だったのです!
ですから、今まで何千人と言う方の病気に関わって来ましたが、
僕自身は何ら病気の経験も、入院や手術の経験も無かったのです。
そして、病気の原因は食べ物である事は間違いのない事実ですが、
同時に生き方と言うか、その人がやるべき事から避けている時に、
人は病気になるのだと言う事も良く視えていました。
ですから、どうしても食事の指導だけでは無く、瞑想や内観が
必要にもなる訳ですが、まぁ病人は聞かない!やらない!
文句を言う!不平不満だらけ!
人の悪口ばかり。
簡単に言うとネガティヴなのです。
また、感謝知らずの恩知らずなのです。
自分の事に自信がないとか、嫌いだとか。
両親が許せないとか嫌いとか。
そら普通に考えて病気になるでしょう!
と言いたくもなりますが、言っても仕方ありません。
今の社会、世界を観ていて、これが健康に良くなるなんて絶対に有り得ないと僕は思います!
いくら、マクロビオテックを少しでも広げよう!
病人を少しでも楽にしよう!
少しでも自分自身の事を好きになれるようにと思っても。
何年経っても、何十年なっても、世界は酷くなるばかり。
日本は酷くなるばかりです。
そして、必ず日本に来るのです。
僕は、2023年8月15日CRISISを説いて、それは現実の物にはならなかったのですが、必ず近い内に大津波が起こりますし、経済も政治も、あらゆる政府機能、住民サービスはストップされます。
今では、巷で有名な説は2025年7月5日だそうです。
どうやら、巨大隕石落下による大津波だそうです。
天文学的に、場所も日時も全て計算済みだそうです。
何であれ、何か大きな事が無い限り、また壊滅的被害が起きない限り、人間には無理なのです。
それくらい、食い改めると言う事は出来ないのです。
僕は、この機会に、今から後何年生きるのかは分かりませんが、本当に食い改めようと思います。
それは、24歳の頃に人間の業から解放されたいが為に、憧れや理想を追っかけて、悔い改めたのとは、ちょっと違います。
もう、諦めたのです。
人類や社会が、良くなるとか、良くならないとか、そんな事はもう諦めたのです。
なる様になるだけの事です。
これからは、一層マクロビオテックのメニュー開発に明け暮れようと思っています。
自分が苦労しないように、欲求不満にならない様に、毎日の食生活が楽しめる様にです。
そして、病気で苦しむ人の為に、食養生の指導が出来ればと思います。
ついに、覚悟が出来ました。
この機会に遂にタバコも辞めます!
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