こんにちは、モリミスト会計士の澤村です。
出張の移動時間を生かして新刊読了です。
- ペンギン・ハイウェイ/森見 登美彦
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いやー、ほんと、新境地に達しましたね。
京都が舞台でもなく、腐れ学生も出てこないというこれまでの路線から外れた設定と聞いていたんで
どうなることやらと少し心配していたんですが、まったくの杞憂でした。
っていうか、これまで以上にいい作品に仕上がっています。
主人公は、小学校4年生の男の子
いやー、いーんだ。この男の子の設定が
こまっしゃくれた ある意味いっちゃってる研究熱心な科学少年で
ちょっと設定無理あるかなあと思いきや子供の特有の感じ方とかの描写があって、
ちゃんと子供を描いているんだよねえ
川の源流を探る探検とか基地とか、こんなことしたよなあという
なんかねー昔の自分見ているみたいな懐かしい感じがするのと
たぶん、うちの息子もこんな感じになるんじゃないかなあって気がするのもあって
実にいい
このお父さんもいい。
そんなにいっぱいでてくるわけじゃないんだけど
この男の子へのアドバイスがいいんだなあ
問題を解くときの3原則とか、エウレカへの導きかたとか
こんな感じで息子とやりとりするのが楽しみだなあみたいな
物語の中心である、ペンギンの謎も面白いし、ラストの切なさとかもなかなか見ものです。
いやー。いい作家になってきたなあ