お久しぶりです。M&A会計士の澤村です。
会社法が施行されてから5年以上がたち、公開会社法的発想を背景とする会社法の改正の議論が起こって、中間試案がでて、パブコメが出てっていう状況なんですけど、なんか正直「ワクワク」しないんですよね。
まあ、法律改正にワクワクするって言い方も変かもしれませんが、M&Aオタクでもある(というか本職?)私は、結構、M&Aに関連するような法律改正には敏感で、かつては改正の都度ワクワクしていたんですよね。
純粋持ち株会社の解禁、自己株買いの解禁等の各種規制緩和、株式交換や株式移転、会社分割など次々生み出される新しいスキーム、そして私的自治の原則を根幹とする会社法の誕生
これら一連の法律改正は、M&Aスキームの可能性を広げ、非常にワクワクする流れでした。
これに対して、今回の見直しの議論
個々に見ていけばそれなりに合理性があったり、今まで規制していないほうがおかしかったね見たいなテーマが多いんですけど、なんか全体トーンでみると、規制強化の印象が強いんですよね。
改正の勉強しても、「よっしゃ、こんなスキームいけるで!」みたいなワクワク感がなくて、正直あんまり興味持てないんですよね。
だからどう?って言われちゃうかも知れませんが、この商売、知的好奇心を維持して知識を常にアップデートしていかないと、専門家としての市場価値が下がっちゃうんで、結構個人的には大問題だったりします。
その代わりといってはなんですが、最近の興味は海外の法制度に向いています。
タイでは株主が3人以上必要なので100%子会社というのを作れないとか、インドでは株式譲渡価格を決めるのに専門家がDCFに基づいて算定した価格より高くないといけないとか、そういうメニアックねたに走りつつあります。
まあ、メニアックといっても、今後M&Aで食っていくには、ある程度はクロスボーダー対応できないとやばいのかもしれませんが




