こんにちは、国際M&A会計士の澤村です。(←希望的自称)
先週まで何度目かのタイ出張しておりまして、タイの外資導入に対する国を挙げての姿勢に改めて感心して帰ってまいりました。
具体的には、BOI制度の詳しい仕組みとか、今後の税制改正とかを学んできたのですが、ああいう徹底した経済政策は、逆に日本が学ぶところが多いのだと思います。
外資導入ばかりに積極的かと思っていたタイですが、今日の日経を見て驚きました。
タイの二大ビールメーカーが海外市場を求めて、M&Aも含めた海外攻勢に出ているんですね。
ビールメーカーの国際的なM&Aは、以前このブログで、インベブ社によるバドワイザー社の買収の話を取り上げたとおり、結構活発な世界ではあるのですが、どちらかというとM&Aのターゲットになりそうなタイのビールメーカーが、買い手になったというのが驚きでした。
買い手と言っても22%出資で、筆頭株主になるだけで厳密にいうとM&Aではないのですが、それでも取得額が1760億円とタイ企業の国外投資として最大級になるそうです。
ちなみにタイの二大ビールってわかります?
獅子のほうは有名ですね。シンハービールです。
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もう一つは、二番手ですが、シンハーに負けず劣らず人気の象さんマークの、チャーンビールです。
(余談ですが、タイではビールに氷を入れて飲みます。最初そんな薄いの飲めるか!って思っていたんですが、飲んでみるとありですね。薄いのが。タイ料理が辛いので水代わりに飲む感覚です。)
今回は、この二番手のチャーンビールが、シンガポールNO1のタイガービールを展開しているアジアパシフィックブリュワリーズを傘下にもつ、フレイザー&ニーヴ社に出資というニュース
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シンガポールマーケットというよりは、同社が東南アジアで展開している販売網が狙いのようです。
さらに面白いのが、アジアパシフィックブリュワーズに対して、オランダのハイネケンが42%出資していて、話の流れによっては、オランダとの買収合戦になる可能性があるんだそうです。
東南アジアでハイネケンをよく見かけるのは、アジアパシフィックブリュワリーズ社に出資していたからなんですね。
東南アジアは成長市場ですからハイネケン社が簡単に同社を手放すとは思えませんが、どういった展開になるんでしょうね?

















