こんにちは、M&A会計士の澤村です。
こまめに保存しないとよくデータが飛んでしまうのがこのアメブロの嫌なところ…
前回の続きです。
えっと、舞台は2081年の京都です。
情報化社会の進展によりあまりにも肥大化しすぎた情報を処理するために電子葉といわれる人造の脳葉が作られ、人々に移植することが義務化された社会
この世界では、世界中のありとあらゆるものに、情報材という現在でいうICダグのようなものが埋め込まれ、絶えず情報が発信されており、これに対して、電子葉は知りたい情報を、電子葉が直接検索し、結果を視覚や聴覚といった五感に直接作用して映し出されます。
人々は社会的地位に応じてクラス分けされ、こうした情報へのアクセス権やプライバシー権の範囲が決定されています。社会の底辺にある人々は、最低限の生活は保障されるものの、情報に関してはクラスゼロであり、情報アクセス権もなく、プライバシー権もないため、ありとあらゆるものに張り巡らされた情報材を通じて、文字通り生活のすべてが丸裸にされている状態にあります。
こうした設定だけ見ると、サイバーパンク的なディストピアもののように思えますが、物語はそうしたふりをしつつも、思わぬ方向に進んでいきます。
物語の主人公は、情報に関する問題を処理するために作られた情報省という役所の若き高級官僚。情報クラスは日本に100人程度しかいないクラス5。ほとんど、ありとあらゆる情報にアクセスできるエリートです。
この主人公が、恩師であり、かつ、この情報社会のシステムを築いた天才科学者に再開し、ある少女を託されたところから物語は大きく動き出します。
そこからあとは、本を読んでのお楽しみといったところなのですが、なぜ舞台がわざわざ京都なのかというのも徐々に明かされていき、最先端の情報技術と京都の歴史の対比が面白いところです。
何よりもこの作品が魅力的なのは、情報という目に見えにくいテーマを扱いながら、非常にビビッドでビジュアル的に描いていおり、エンタテイメント作品としてよくできています。
NHK-FMでラジオドラマ化されたとのことですが、是非にアニメ化してほしいところですね。
って、ここまで書いてみたが、小学校の読書感想文としてはあれだなあ・・・
まあ、楽しんで文章書いてもらえればいいんだけど。






