クリスマスの気配が漂う12月、赤柴そらが息を引き取りました。

目が見えなくなり
庭でうろうろしておしっこをするようになり
散歩はカートに乗せて行くようになり
最後はほとんど歩けなくなって
それからは一瞬でした
家の中ではゆっくりと動いていたのが
ほとんど動けなくって
それから1週間もしないで逝ってしまいました。

12歳
少し短い一生を終えた末っ子
みんなが呆然としながら、悲しみに耐えながらも
いつもの通りに日常は続いていきます
黒柴2匹は元気いっぱいです
いなくなった赤柴をどう思っているか
いつか帰ってくると思っているのかもしれません。

赤柴そらが家にやってきたときも
赤柴そらがいなくなったときも
父は立ち会えませんでした
死ぬときは朝起きたら、静かに死んでいるのを見つけるんじゃないかと勝手に思っていました
まさか誰もいない時に息を引き取るとは思ってもいませんでした
それでも黒柴たちに見守られながら最後の時を迎えた赤柴そらは幸せだったと信じたい。



今にも起きてきそうな赤柴そら

亡くなってから二晩は家で過ごしました。


生きてる時は最後まで、ひな兄がお世話してました


まだ歩けたときの3匹での食事圧


最後の誕生日会


目は見えなくなっても元気だった赤柴、かわいい!



父が更新・・・

ねえ、そら
君は覚えているかい?
我が家にやってきた日のことを
君が触れてきた物を
君が歩いてきた道を
一緒に過ごしてきた日々を

君はひとりになったらどうするんだい?
さみしさに耐えれるかい?
そんなことをずっと思っていたよ
だって君は末っ子だから
最後は君がひとりになると
勝手に心配していたんだよ

でも違ったんだね
みんなをおいて先に逝ってしまったね
遊び相手がいない
喧嘩相手がいない
怒る相手がいない
お世話する相手がいない
黒柴たちにぽっかり空いた空間は
時間が埋めていくのだろうか

我が家のアイドル
そんな存在だった赤柴
ちゃんと覚えているからね
この先もずっと忘れないからね

さよらな
そら
楽しい時を一緒に過ごせて幸せだったよ
君もそう思ってくれていたなら
うれしいな

さよなら

 

 

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