2026年になり、あの震災からもうすぐ15年を迎えます。
震災の年に生まれた「ひなた」「あおい」「そら」
その長兄ひなたが2025年11月の終わりに息を引き取りました。
14歳9ヶ月
寿命を全うした最期だったと思います。

 

夏の頃のひなた、腰は昔から丸くなっていたので通常

 

普段、2階で寝ている犬たち
朝になると1階に降りていくことが多いのはひなた
家の中でおしっこをしないひなたが、玄関を見つめる時はおしっこのサイン
その日の早朝も1階に降りていく足音が聞こえました
そしてドサッと音がします。階段の最後で落ちたんだなと思いました
いつもならそのあと歩いていく足音が聞こえるのですが、何も聞こえません
そこに突然、階下に向かって吠え始める黒柴あおい
なにかおかしいと思い、起きて階段を見に行くと
階下に横になっているひなたがいます
降りて触ってみると反応があったので安心しましたが様子がおかしい
抱き上げてみると、その体には命がかよっていないことがわかりました
動くのは反射のような動きで、頭も四肢も力なく垂れさがるだけ
急いで母を起こして
「ひなたが死んだ」
と告げました
母は最初は嘘だと思ったみたいです
昨日の夜まで普通に散歩に行って、ご飯も食べて、自分で階段を上がって眠って、

老いは感じさせていましたが、そこには死の前兆は何もなかったのですから・・
ただ、その力のない体に気づいて、現実を知ります
まだ暖かい体を抱きながら、二人の涙は止まりませんでした


命が終わる気配など何もなかったのに
いつもと変わらぬ夜と
いつもと変わらぬ朝だったはずなのに
ひなたは朝、おしっこをしたくなって階段をおりたはずなのに
その階段を下りたことろで寿命が尽きたのでしょうか
苦しむことも無く
いっさい声をあげることもなく
静かにその一生を終えました

その体は意思はなくとも生理現象でうんことおしっこを出していました
排便をしたくて起きて、その歩いている途中で突然に命が終わったのか、
そう思うと本当に悲しくて、
何もできなかったことが悔しくて
心に何かが刺さり痛くなります

ひなたの最後の記憶が冷たい床ではなく
私の腕の中の記憶であってほしい
抱き上げたときには、その目には何も映っていないようにみえたけれど
最後は腕に抱かれていたと記憶してほしい
そう信じていたい

そう願っています

 

赤柴そらは誰もいないところで静かに息を引き取りました

もしかしたら黒柴あおいが今回と同じように吠えていたかもしれません

でも、ひなたの最期を看取ることができたことはよかったと思っています

ただあまりにも突然すぎて呆然としてうろたえてしまいました

あとで気づいたのですが、ひなたを抱いて歩き回った床に点々とうんこが落ちていてズボンはおしっこで濡れていました
ひなたにとってもいつもと同じ朝だったはずです

そう思うと、さらに心が痛くなります

 

 

 

父が更新

 2011年に生まれて我が家にやってきた3匹もとうとう黒柴あおい1匹だけになりました。
あおいも14歳の高齢犬ですが、老犬とは思えぬくらいの元気さです
ずっと一緒に生きてきた”ひなた”の息をしなくなった体には絶対に近づかないあおい
それでも遠くから見つめていたのでいつもと何か違う事はわかっているのだと思います

”黒柴あおい”と”豆柴うみ”は元気にいつも通りの日常を過ごしています。

 

3匹で番犬していた頃

 

■黒柴ひなた、黒柴あおい、赤柴そら

自己紹介3、僕らは喧嘩もするけど仲良しさ

 

■父と3兄弟の歴史

父、犬を飼う~ 犬嫌いだった男が、柴犬3匹と暮らすに至った物語