イメージの力についての話は続いた。
鍼灸師として多くの人と関わってきた私が感じていたもの。
人の思考と体調の関係。
その関係が、人の健康や人生と大きく関わるのではないかと感じながら
深く追求していなかった私に、次の話は驚きと期待を与えてくれた。
1970年代後半のアメリカでの出来事。
当時9歳の1人の少年が右脳に悪性の腫瘍があることが判明し、その腫瘍に対して心理学的なアプローチを研究している臨床心理学博士(ノリス博士)とともに心理学的なアプローチをすることにした。
ノリス博士は、少年が宇宙戦争もののゲームが大好きであることに目をつけ、 「脳内宇宙戦争」 と名付けたアプローチを行った。
ノリス博士は、少年に脳腫瘍の腫瘍細胞を、スターウォーズの帝国軍に見立て、この敵を徹底的に粉砕していく過程をイメージするように指示した。
そして、少年は毎日このイメージ療法を忠実に実行したが、なかなか症状の改善は認められず、症状は悪化していった。
しかし、少年は、このゲームに熱中していき、少年とノリス博士は緊密に連絡を取り合い、戦闘の様子をテープに録音したり、敵のイメージを絵にしたり、戦略について話し合った。
そして、この「脳内宇宙戦争」を開始してから、ほぼ1年後のある日、少年がゲームを始めようとしたところ、「敵がいなくなってしまった」 ということに気付いた。
少年の両親は、あわてて病院へ連れて行き、CTスキャンの検査を受けると、腫瘍は完全に消失していた。
というお話。
イメージって凄い 
これは使わない手はない 
人によって妊娠のイメージは異なる。
出産している場面が妊娠のイメージの人。
お腹が大きい自分が妊娠のイメージの人。
検査薬で陽性が出た時が妊娠のイメージの人。
そして、このイメージはワクワクすることが大切らしい 
私は過去、モニターに映る自分の子宮の中で、赤ちゃんになる卵がいなくなった
ことを見ているから、モニターに映る赤ちゃんの様子と、産婦人科の先生の
「赤ちゃんがいますよ」という言葉が1番グッとくるイメージだなぁと1人ワクワクしていた 
しかも、これは五感が伴うイメージの方が更に現実になる効果が高いという !!
例えば、出産が妊娠のイメージの人は、助産師さんの声(聴覚)や
生まれた赤ちゃんの声(聴覚)、分娩室で見えるもの(視覚)、
抱いた赤ちゃんの温もり(触覚)、重たさ(触覚)、赤ちゃんの臭い(嗅覚)
それら五感を総動員してイメージをする。
確かにここまで具体的にイメージに入りこめたら、もう
できないというイメージができなくなる 
のだろう。
私のワクワクと期待は高まるばかり 
早くイメージしたーい!!
しかし、イメージトレーニングをするまでにまだまだ沢山の大切な学びがあったのである