むかしむかしあるところに
じしんのないひとがいました
そのひとはあることばにきずつき
ずっとじぶんをせめていました
そのことばはあるひとりのひとの
こころないことば
そのひとはとてもきずついて
じぶんのかちをわすれました
そのことばしかみえなくて
ほんとうのじぶんがみれません
たったひとつのことばで
そのひとのじんせいはかわりました
ほんとうはたったひとりのことば
みんながみんなじゃないのに
そのひとはそうおもっているだけで
ちがうひとはそうおもっていないよ
じぶんをきずつけることばより
じぶんをあいしてくれることばを
ちゃんとうけとめよう
たったひとつのことばで
じんせいをかえるのなら
たいせつなひとのことばで
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202105040036初稿 詩集
202105040100投稿
あとがき
相手にとっては何気ない言葉や
悪気のない言葉であっても
自分にとってはその後の人生を
大きく変えることもあります。
その言葉をひきずって
何年も何十年も縛られて
自分を愛せなくなったり
自分を傷つけたりして
辛い毎日を送ることもある。
だけどその言葉ひとつに
自分のすべてを否定され
自分の行動を支配されることは
その相手に支配されていると
早く気付くことが大切です。
なぜ自分の人生なのに
その相手のために自分が
苦しまなければならないの?
そんなときには心のなかで
「あなたはそう思うのね?
でも私はそうは思わない!」
そう言い聞かせて自分や
周りの愛してくれる人たちの
言葉を思い出しましょう。
自分を傷つけたり
よく知らない人の言葉に
自分の人生を預けてはいけない
あなたを愛してくれる人は
かならずいるのだから。
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