誰も置き去りにしない社会 | 『もの想い』macoto

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インターネットが世界中に広がり

 

意識をしなくてもネットに触れられる

 

デジタルネイティブが増えた社会

 

 

 

私たちの生活はネットが不可欠になり

 

もうネットは生活の一部になっています

 

それは清濁併せ呑み浸透しました

 

 

 

インターネットは人類の進化にとって

 

大きな恩恵をもたらしたと同時に

 

負の財産も生み出してきました

 

 

 

ネットの進化によって

 

社会は大幅にスピードを上げ

 

その変化についていけない者は

 

社会に置き去りにされてしまう

 

 

 

ネット上には人々の善意もあれば

 

悪意に満ちたデマや誹謗中傷が溢れ

 

たくさんの人を騙したり傷つけたり

 

それが繊細な人の心を殺してしまう

 

 

 

実社会で行われていた思考が

 

ネットでは増殖されて

 

実際に殺人が行われています

 

 

 

たちが悪いのはその殺人者は

 

被害者が亡くなったことすら知らず

 

殺人をした実感も持たずに

 

止めどなく殺人を繰り返すようになり

 

誰かが見つけるまで止められない

 

 

 

私の言う殺人とは実際の命だけじゃなく

 

精神や心を踏みにじることも含まれます

 

そんな心を殺された者が命も絶てず

 

社会に取り残され置き去りにされる

 

そういうことがいまも行われています

 

 

 

一度おいてけぼりにされた者が

 

簡単には社会に戻れないことは

 

本当は誰かを救える人財

 

つまりその社会の財産である

 

人という宝の持ち腐れになります

 

 

 

インターネットやデジタル技術が

 

必ずしも悪なのではありません

 

道具をどう使うのかは人なのです

 

 

 

その道具を上手に使えば便利でも

 

使い方を間違えると凶器にもなります

 

どんなものにも共通の真理と言えるでしょう

 

 

 

道具の使い方は皆にわかるように

 

情報はオープンにして伝えることが大事です

 

そして間違った使い方ができないように

 

道具そのものを正しく使えるように

 

設計して誰もが使えるようにすることが肝要

 

 

 

誰かの犠牲の上に成り立つ社会より

 

私たちが目指す社会の在り方は

 

誰も置き去りにしない社会だと

 

置き去りにされてしまった私は思います

 

 

 

できることなら私が生きているうちに

 

「誰も置き去りにしない社会」を

 

※ピクト缶様からお借りしました🙇感謝💕

 

 

 

 

 

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202103281230初稿 もの想い

202104022000投稿

 

あとがき

2021年1月30日㈯の

「世界一受けたい授業」

というTV番組内で

台湾のデジタル担当大臣

オードリー・タンさんを

紹介していました。

 

そのなかでタンさんが

「置き去りにしない社会」

を掲げて実践している姿に

感銘を受けました。

 

特に大きな気付きを得たのは

「いちばん大事なのは

記憶が新しいうちに行動すること」

難しいことほど、時間が経てば

危機感も薄れ後回しにしてしまいがち😅

 

思い当たる節がありすぎます😅

大事なことほど慎重になりすぎて

先にどうでもいいことをしてしまい

疲れてできなくなってしまう経験が

私にもあって、この記事も

ちゃんと書かなければと思うあまり

2ヶ月もかかってしまいました😅

 

これからは観たいもの聴きたいもの

読みたいものは最優先に行動して

そうでもないことは後回しにして

時間が経っても残ったものだけを

検討するようにしたいと思います😊

 

 

 

 

日本にもこういう大臣を

民間から起用すれば

腐敗しきった日本政治も

少しは良くなると思いました。

 

前にも言ったけれど、

元2ちゃんねる創始者で

管理人だったひろゆきこと

西村博之さんなんかに

指揮権をちゃんと与えて

IT大臣とかにしたら

少しは時代遅れの政治や

大幅に遅れをとっている

情報戦争にも対抗できると

私は思っているんですけどね😅

 

オードリー・タンさんは

こうも言っています…

「高齢者がテクノロジーを

学ぶのではなく高齢者でも

使いやすいように

テクノロジーを改善すればいい」

 

まさに先日、記事にもした

Mr.Children桜井さんが

言っていたことと通ずる

考え方で共感しかありません😊

 

これは新型コロナウイルス

感染拡大防止にも言えることで

どんなに人の意識に訴えかけても

人が我慢できることは限界があります。

 

人の行動を変える段階はもう終わり

感染拡大しない環境や設備や工夫で

経済活動をしながらでも拡大を

最小限に抑えるために改善すること

たくさんあると思います。

 

その設備投資にこそ税金を投入し

世界一のスーパーコンピュータで

なにを計算させるかを考えましょう。

 

そして食事のときは目の前の食材に

向き合い素材を愉しんでから

人との会話を後で楽しんだり、

空気清浄や換気システムの普及

簡易的な空間シールドの発明

仕事の仕方の見直しなどの

システムを改善していくことが

これからは重要なのだと思います。

 

「みんなが協力して

共通の目的に向かって前身すること」

 

そしてタンさんの好きな言葉

 

「すべてのものにはヒビがある

そして そこに光が入る」

 

とても素敵なひとだと思いました😌

 

 

 

 

 

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