過去の振り返り音楽編 ”アルタイル” 〜七夕によせて〜 | 『もの想い』macoto

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今宵は七夕ということで

 

ベガとアルタイルの物語を

 

元にmacotoが妄想して

 

書いたオリジナル曲の歌詞を

 

リブログいたしました🙇

 

 


この曲は私が作詞の勉強のため

 

通信教育の作詞家講座に入会し

 

そこの会報「ミュージックフォーラム」

 

という作詞家の卵たちの作品を

 

プロの作詞家の先生が選評して頂ける

 

小冊子に投稿していた頃の作品です。

 

もう22年も前の昔の作品です^^;

 

 

 

ここからはmacotoの認知行動療法

 

の一環として個人的な自分語りです

 

長くなりますので、お時間のない方や

 

興味ない方はリブログの記事へどうぞ🙇

 

 

 

当時、シンガーソングライターを目指し

 

なにも分からないなか模索して

 

まずは演奏ができなくてもできる

 

作詞から本格的に学ぼうと思ったのが

 

きっかけで始めた作詞家養成講座。

 

 

 

作詞・作曲は高校2年のときに

 

クラスメイトがバンド組みたさで

 

学校にはなかった軽音楽同好会を

 

設立するために最低5人が必要で

 

数合わせで誘われて

 

高校入学当時からサッカー部に

 

入部していた私も自信をなくし

 

夏休み前に退部したこともあり

 

音楽はもともと好きだったので

 

いつも4人と話しをしていたことから

 

なんの経験もないまま入りました。

 

 

 

そのときは夏休みにバイトした

 

給料でベースを買って

 

元から決まっていた4人とは

 

別で本当に数合わせなので

 

一人で練習していました。

 

基本的なボーカル・ギター・

 

ベース・ドラムがいて

 

まったくの未経験の私も

 

ベースの低音がかっこよくて

 

弦も少なくて弾くのも楽そうと

 

いう理由で楽譜も読めないので

 

TAB譜を見ながら弦の数字の

 

フレットを弾きながら練習しました。

 

 

 

それと同時進行で

 

鼻歌でオリジナル曲を

 

作りながら夜な夜な兄弟に

 

バレないように布団をかぶって

 

小声でこっそりウォークマンに

 

カセットテープに録音して

 

コツコツ作っていました。

 

(もう年齢もおわかりですね笑

でも年輪のようなもので私には

年齢なんてただの目安です^^;)

 

 

 

そして高校3年の最後の文化祭で

 

初めてステージに立つことが

 

決まり元々の4人のステージの

 

1曲だけmacotoがベース担当と

 

入れ替わり演奏させてもらえる

 

ことになりました。

 

 

 

1日2ステージで4〜5曲の

 

演奏のうち1曲を弾かせてくれる

 

ということで私はがんばって

 

一生懸命に練習しました。

 

 

 

1ステージ目は

 

予定通り4曲目のバラードで

 

初めてのステージデビュー。

 

とても緊張しましたが、

 

間違えることもなく

 

周囲にもとても評判が良かった

 

のですが・・・

 

2ステージ目の自分の出番直前

 

ボーカルの一存で予定外に

 

勝手に曲目を変更されてしまい

 

そのまま最後の曲に流れ

 

私は舞台袖でただそのステージを

 

見上げているだけでした。

 

 

 

私はなんでそんなことをするのか

 

理解できないまま

 

とても悔しい思いをしました。

 

そのボーカルは中学から音楽を

 

やっていて私の演奏のノリが

 

合わなかったのか

 

ステージが終わっても

 

そのことを謝ることもありませんでした。

 

周りの人達は

 

良かったのになんで

 

macotoに演奏させなかったと

 

言っていましたが

 

そのことが私の自信を奪いました。

 

 

 

そして、高校を卒業して

 

一度、社会人になった私は

 

社会の荒波に揉まれ

 

またもや大きな挫折をします。

 

そのことはまたの機会に

 

記事にしようと思います。

 

 

 

一般社会に馴染めず

 

辛く苦しい日々を過ごしていた

 

macotoの耳にMr.Childrenの

 

「君のこと以外はなにも考えられない」

 

のCMソングが入ってきて

 

すぐにMr.Childrenの音楽に

 

心を掴まれました。

 

 

 

そして辛くて死にたいと思っていた

 

私を救ってくれて

 

シンガーソングライターの夢を

 

後押ししてくれた曲

 

「Tomorrow never knows」に

 

出逢い会社を辞めて

 

フリーターをしながら

 

夢を追いかける日々が始まりました。

 

 

 

こうしてシンガーソングライターとして

 

プロを目指し始めたときに

 

まずベースをちょっとかじった程度で

 

ろくに演奏もできないmacotoは

 

まず作詞能力をレベルアップしようと

 

冒頭に述べた作詞研究会

 

「ミュージックフォーラム」で

 

作詞仲間と切磋琢磨することに

 

なりました。

 

 

 

そして毎月1回の会報にて

 

優れた作品はその会報に

 

大きく掲載されて

 

プロの作詞家の先生から

 

アドバイスや評価してもらえる

 

というご褒美もあり

 

macotoもがんばりました。

 

 

 

ときには銀賞をいただくように

 

なり金賞は取れませんでしたが

 

年に1回行われるパーティで

 

作詞家の先生や仲間との交流を

 

持つようになりました。

 

 

 

そこで知り合った作曲・編曲も

 

できる会員のひとと出逢い

 

macotoの作品に作曲・編曲し

 

歌を入れてプレゼントしてくれる

 

仲間に出逢いました。

 

 

 

そのひととコンビを組み

 

百曲くらいのオリジナル曲を

 

誕生させて、彼はカラオケも

 

作ってくれてmacotoが

 

そのカラオケで自作詞の歌を

 

歌ってCDアルバムをいくつか

 

自主制作で作ったりしました。

 

いま聴いたら恥ずかしくなる

 

くらい未熟で最後まで聴けない^^;

 

 

 

そのときに先に作詞を書いて

 

その彼に曲をつけてもらったのが

 

リブログした歌詞の

 

「アルタイル」という歌です。

 

 

 

 

 

 

しかし、次第に自分のイメージと

 

彼のイメージの違いにイライラして

 

しまい彼の好意でたくさんの時間と

 

労力をかけてしてくれたことに

 

感謝することも忘れ彼を傷つける

 

ような言葉で一方的に交流を

 

断ってしまいました。

 

 

 

そのときはいま思えば

 

うつ状態がひどく

 

彼のことを思いやる余裕すら

 

なくなってしまいました。

 

その後、一度、謝罪の手紙を

 

書いて傷付けた言葉が

 

返ってきて胸に刺さりました。

 

それでも彼には「ごめんね」と

 

「ありがとう」を伝えて

 

それきりになってしまいました。

 

 

 

彼との何年もかけて

 

築いてきた絆を自ら

 

壊してしまったのです。

 

自分が思うように成長できず

 

人生でも辛い事が立て続けに

 

起きて自信を失っていました。

 

 

 

思えば生まれてから

 

ずっと自分に自信が持てずに

 

壁にぶつかるたびに

 

心を閉ざして逃げています。

 

 

 

このブログを再開したのも

 

ある種の「逃げ」なのかもしれません。

 

うつ病・不安症・HSPという

 

自分からは遠いと思ってた事実からの

 

現実逃避なのかもしれません。

 

 

 

ただ「いま」言えることは

 

このブログを始めた11年前と同じ

 

私と同じような経験をしたり

 

生きるのが辛いと嘆くひとのために

 

なにか一言だけでも

 

「生きるヒント」のような

 

想いを届けられたら・・・

 

という信念は変わっていません。

 

 

 

「こんな僕でも生きているんだよ」

 

と死にたいと思ってるひとの心に

 

届いてたったひとりでも

 

「生きててよかった」と

 

心から思ってくれれば

 

私macotoの生きた意味に

 

なるのではないかと想っています。

 

 

 

書き始めたら心にしまっていた

 

想いが止まらなくなってしまったので

 

今夜はこのへんでおしまいです。

 

また認知行動療法の一環として

 

過去の自分を振り返りたいと思います。

 

 

 

こんな長い文章を

 

最後まで読んでくれたあなたに

 

お礼と感謝を捧げます。

 

ありがとうございました。

 

 

 

『もの想い』macotoより