もしもあの日の僕が
しっかり君を抱きしめられていたなら
きっと今頃の季節は
いろんなサプライズを考えているね
もしもあのときの僕の夢が
君との何気ない暮らしだったとしたら
きっとこんなにも
後悔ばかりの日々ではなかったよね
あの日も今もなんにも変わらない
情けないままの僕は
君に会わす顔がないから
死ぬことも選べない中途半端なまま
ただただ時間の流れるまま
生かされているけれど
あのときのまま変わらない君の笑顔に
短かった命の重さを思い知らされる
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202006011900詩集(ポエム)