私は今、スーツケースが届くのを待っています。昨日の午前中
関西空港から自宅への宅配便を、午前中の時間指定でお願い
したのですが(もちろん午前中の配達は可能か聞いた上で)
今日の午後帰宅してみると届いていませんでした。3時に仕事で
人と会う約束があったので、6時以降に持って来てもらう様手配
したのですが、8時を過ぎてもまだ届かない... さて、いつ来るの
でしょうね?

飛脚くーん、早く来てくれぇ~!

スーツケースの中身には、帰ってすぐ使いたいものがあるんだから
時間指定は守って下さい。午前中配達無理なら、そう言って欲し
かった。(T-T)

そうはいっても、日本だったら今日中には届くはず。ところが
昨日も書いた通り、これが英国だったら今日届かないのが普通。
大体、ストが終わって、正常に稼働するまでこんなに時間がかかり
ますか??

以前に書いた事もある、無料のイギリスの医療現場では、予約の
通知等、連絡の多くが郵便で行われています。何ヶ月もかかって
やっと予約が取れたのにその知らせがスト及びその後の混乱で
届かず知らないうちに流れてしまい、また一から並び直し、
なんて事が当たり前に起こる国。

口座の残高不足を、今月分の利息を含めて払い同時に解約しよう
と銀行に出向いても、今日までの利息計算ができないんですよ!

それでもイギリスはまだまし、ということも聞いた事があるので
今の自分は、イギリスはダメだけど、それより日本が世界基準から
ものすごく抜きん出ているんだと、はっきり自覚しています。

これだけの人口がいて、未だにこれだけの秩序が保たれている。
これは本当に凄い。どこの国の誰が何と言おうと、これは私達
日本人の気質や性質を証明していると思うのです。

それとは別に、ちょっと話が飛躍しますが.....

私は実家が真言宗で、普通のおばあさん程度に仏教を信仰して
います。輪廻転生を信じ、「因果応報」を胸に刻みつつ、毎日
般若心経を唱える生活です。

そんな私が世界の色々な場所を訪れて思うのは、今の時代の
日本に生まれて来た事が、どれだけ奇跡的であるかという事。
これは、もう絶対、前世で良い事をしてきたからに違いない(笑)

だからこそ、今の日本に生まれて来れたことに心から感謝し、
せっかく与えられたこの幸運を無駄にすることのないように
生きて行こうと思っています。

もしかしたら今度は、何も手立てがなく、生まれたときから死を
待つだけのアフリカの子供になって戻って来るかもしれません。
同じ日本でも、少し前には戦争があったし、本当に「今」の日本に
生まれているだけで、私達はすごくラッキーなんですよね。
自分から動けば必要な物(欲しいものではない)は大体与え
られるし。

...................9時を過ぎても飛脚君は来てくれません。
せっかく便利な電話があるので、問い合わせてしてみました。
そしたら10時前になるとのことです。 (T∇T) ウウウ

ぐっと下腹に力を入れ、今日中に届くだけ有り難い、日本だから
届くんだと無理矢理納めております。(かなり無理)

日本!私の国!飛行機を降りたら太陽がまぶしかったー!

帰国しました \(>▽<)/ワーイ

しかし、毎回イギリスに行くと、何かしら気分を害して帰って
来ます。今日は自戒の念を込めて、終わってる大英帝国での
一つのエピソードをご紹介いたします。

日本の郵便事業株式会社にあたるRoyal Mailが、10月4日
からと8日から、それぞれ48時間のストライキを行いました。
合意が得られない場合は、更に15日から3日間のストを予定
していましたが、なんとか回避できたので、22日にある品物を
ネットで購入したところ、24日に商品を発送したので、基本的
には翌日届くはずだけど、2~3日様子を見てくれとメールで
連絡がありました。

帰国の便が30日だったので、まあ大丈夫だろうと思っていた
のですが、待てど暮らせど届かない.....。郵便物の番号を
Royal Mailの追跡システムに入れても、反応なし。
結局帰国までに品物は届きませんでした、というより、もしか
したらずっと届かない可能性が........orz

私の不注意でした。日本に慣れてしまって、大英帝国の流儀を
すっかり忘れていたのです。あーあアホなことをしてしまった。

数ヶ月前に、郵便局のEMSでバリ島に小包を送りました。
普通ロンドンになら4日もあれば届く、国際スピード郵便です。
その時も数週間追跡不能と出て、その後期限切れで追跡
すらできなくなりましたが、なんとか1ヶ月と少し経った後
相手先から届いたと連絡がありました。

まあ、バリならね~みんな幸せそうだし~そんなもんやろうな~
と思いましたが、今回はグレートブリテン! もう怒る気も
なくなってしまってます。

続く






ロンドンでは、一戸建ての住宅の新築ができることは滅多に
ありません。ごく稀に、幸運に新築できたとしても莫大な
費用がかかるので、その殆どは超お金持ちに限られ、普通の
人が「家を買う」というのはまず100%中古を買うという
ことになります。

そしてその家は、不動産会社によってあらかじめ奇麗に
直されて売られていることも多いですが、その場合はその
費用も上乗せされているので割高です。友人の家のように
手つかずのまま買うとその分安いし、何より自分達の好みに
改造できるのは、とても楽しい!

不動産の売買契約をする際には、売り手と買い手両方が
それぞれ弁護士をつけて交渉します。一般の住宅でも、
日本と違い建物自体に価値があるので、建物の状態は
surveyor(サーベイヤー)と呼ばれる専門の資格を持った
人が調査し、構造上に問題がある場合はそれを誰の負担で
どう直すか等、弁護士を通して話し合いがなされます。

友人の家も築140年、ビクトリア時代に建てられたものですが
古い内には入らない(^∇^)今のロンドンの景気に支えられ
購入して1年で、はや数百万円価値が上がっています。
こうやって、まず手の届く物件を購入し、その後自分達の
ライフスタイルに応じて住み替え=買い替えて行くのです。

私が日本で仕事をしていく上で、新築にこだわらなくなったのは
このロンドンでの現状を目の当たりにしたことからでした!