認知行動療法についてコメントをいただいていながら、返事が
遅くなってしまってごめんなさい。

この療法についての本はずいぶん前に見た事があるので、大きい
書店に行けば、今なら必ず見つかると思います。

週に一度のセッションで、その週に私が何をして何を考えたかと
いう事を医師に話す、ということは前回書きましたが、そこはさすが
精神科医、私が夢を見てそれをはっきり覚えていた時などは、なぜ
そんな夢を見たか、どういう深層心理なのか、ということまで解説
して下さいました。

また、質問に答えようと考えている時の私の視線の位置や仕草など
からでも心の内を読みとり、質問の内容を少し変えてみたりもされます。

自分が普段見たくないと封印している己の弱点を直視しないと
いけないので、作業としてはキツいです。セッション中は、嘘つき
たいー!と思った時もあるんですが、どうせ態度でバレるなら素直に
していようと決め、涙を流しながら治療を受けたこともありました。

あくまでも「話を聞いてもらって相談」のカウンセリングではなく、
お薬を飲む代わりの治療であるので、合う合わないもあるし、多分
副作用もあったりするんではないかと思ったので、その点、付け足
しておきます。

夏真っ盛りですね!

我が家の周りでも、虫取り網を持った子供達が、お隣の柿の木に
いる蝉を狙って日に何度もやって来ます。私は子供の頃、「蝉は
何年も土の中にいてやっとお外に出たと思ったらすぐ死んでしま
う。可哀想だから採ってはだめ。」と母親に言われていたので、
今でも蝉の味方。子供がしくじる度、大人げなく、わ~いと言って
しまいます。

家の中の整理をしていたら、小学生の頃の絵日記が出て来たので
手を止めて読んでみると(だからはかどらない)、日記をつけている
日の殆どが、虫や魚や小動物のことでした。そういえば、男の子と
一緒に野原をかけずり回っていたなあーと、35年も前のことをしみ
じみ思い出しました。秘密の基地作ったりしてね...それが今の
自分の仕事の原風景なのかもしれません。

今は昔ほどの虫好きではないけれど、できれば昆虫は殺したくなく
て、庭の草木についた青虫が育つのを毎日眺めたりしています。
殺虫剤の散布をしないので、毒をもった毛虫などは、お箸で一匹
ずつ採ったり、団子になっている部分の葉を切ったりして対処して
います。

そんな私が最近頭を悩ませているのが、この虫。

http://www.insects.jp/kon-abuamerikamizu.htm
この虫、というかこの虫の幼虫。

家から出るゴミを減らそうと6月から堆肥造りをしているのですが
ウジ虫みたいなのが、何百、いや何千と大発生!口先だけのエコな
娘さんなんかは気を失うに違いないくらい凄かった。一次発酵用の
バケツには蓋が付いているし、それを移したプランターには土を
かぶせておいたし、一体なんだ、どこから?...と、ヤツの正体を
検索してみたところアメリカミズアブであることが判明。

堆肥造りをしている人なら避けて通れない虫、というか、生ゴミを
分解するのにかなりの貢献もしてくれることがわかりました。しかし
あれ全部が成虫になったらどうなるんだ? と考えると、虫さんごと
堆肥になってもらうしかありませんでした.....。

今度はアブが侵入しないように、網も張ったし、卵を見つけたら
即取り除いているのにもかかわらず、また大量の幼虫が!
でも、そういえば、アブの幼虫は底にいて、さなぎが地表に出て
来ていたけど、今いるのは地表を這い回っている。ということは
また別の虫?!

家を直すにあたって、ゴミをどうコントロールするか、回収日まで
どこにどう置くか、そのための広さは?というプランニングから始ま
った「生ゴミ削減=堆肥造り」ですが、まだまだ時間がかかりそう
です。目標は、「住宅地でもお隣に迷惑をかけない、プランターを
使った堆肥造りの見本を作る」こと。生ゴミが出なくなったら、可燃
ゴミの量が激減したので、これには驚いています。

「カミングアウトの復讐人生をスタートした某県の某女性一級建築士」でございます。

大爆笑しました。復讐人生って、私一体何に復讐してるんだろう?とずっと考えているんですけど、わかりません~栢野さん教えてくださ~い!

今日は栢野さんのブログからここに来られた、鬱と戦う戦士の為に私の経験を書いてみることにします。

私が鬱病と診断されたのはイギリス在住の時でした。担当の先生はまず

「私は現実的な人間で、実践的な治療をします」
と前置きし、建築家を目指す私に
「睡眠薬や抗鬱剤を出すことは簡単だけど、そういう薬を飲むと想像力がなくなってしまう。すぐ楽になる薬と想像力とどっちを取るか、私は答えはわかっているけど」
と問いかけられました。

もちろん私は想像力を取りますと答えると、にっこり笑いながら頷いた先生はこうおっしゃいました。

「では、時間はかかるけど、Cognitive Behavioral Therapyで治していきましょう」

認知行動療法と呼ばれるこの治療法は、最近日本でも実際の治療で取り入れられており、数ヶ月前の読売新聞にも連載されていました。かなり端折っていうと、鬱病になった患者の、鬱病となった考え方を変える事を目的とした治療法です。

週に一度一時間のセッションで、私はその週に何をし何を考えたかを話すと、先生はそれに対して、なぜそう思ったか、なぜそうしたかと、なぜなぜ責めにし、私の思考の奥深くにある問題を汲み取ろうとします。そして最後に、私が頑に「そうでなければいけない」と思っていることを、実は「そうでなくてもよい」と思えるような答えが出る質問を、ぽーんと投げかけるのです。

結局約1年半にわたってこの治療を受け、完治する前に帰国する事となったのですが、私の住む地域でこの治療法を望むのは無理だと諦め、しかし、想像力を失うのは私にとっては精神の死に値すると思い、病院には通いませんでした。けれどこの療法のおかげで、間違いなく、マイナスに働く思い込みが少なくなりました。

続きはまたいつか。