インドの女王 |  へんくつマッキーの日向ぼっこ

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 偏屈オヤジが映画・小説・マンガ等について、
 独断と偏見に満ちた戯言を綴っていきます。
 暇つぶしになれば幸いです。

 

会議に出席するヤマトネ博士とインドに来たタケルとマリーは、空いた時間で街に出てみた。

街の至ることろには寺院がある。

近くの寺院を見学に行こうとした二人の前に、一人の老僧が倒れ込んできた。

老僧は手にしていた「インドの女王」と呼ぶ革袋をタケルに預け、道の先の寺院へ届ける様に頼む。

そして追っ手が来るから、とタケル達を急かすのだ。

馬の蹄の音を聞き、寺院へと走るタケルとマリー。

二人が去った後、馬に乗った5人の追っ手が現れた。

すでに老僧は息を引き取っている。

ピドロと呼ばれるボスが、手下に「インドの女王」を探させるが、見つからない。

そこに建物の影から出てきた少年が、老僧の持っていた革袋の行方を知っている、と持ちかけてきた。

ピドロは話せば金をやる、と誘い、少年から革袋を預かった二人が寺院へ向かった、と教えた。

そこまで聞くと、この小僧には用はない。

ピドロは金を渡さず、少年を捨て置いて寺院へ向かった。

 

寺院に着いたタケル達は、そこで3体の僧の死体に出くわす。

「インドの女王」をどうしたものかと、困惑したタケルは革袋から中身を取り出してみた。

すると出てきたのは大きなダイヤ。

タケルとマリーがびっくりした時、ピドロ達が寺院に追いついた。

寺院の中を逃げ出すタケルとマリー。

危く追い詰められそうになった時、仏像の後ろから声が聞こえた。

仏像の後ろから出てきたのは、ピドロに騙された少年だ。

少年は、ピドロへの腹いせにタケル達を助けようとする。

だが仏像の後ろの部屋にはピドロも気が付いた。

3人が隠れた部屋にピドロ達が入ってきた。

思わず黄金のこうもりを呼んだマリー。

登場した黄金バットに魔術で対抗するピドロ。

魔術で姿を消したピドロの剣が空中を舞い黄金バットに襲いかかる。

姿の見えな相手に流石の黄金バットも苦戦するが、離れた場所から操っていることを見抜くとピドロ達を追い払った。

一方、タケルとマリーは少年の手引きにより、抜け道を通って裏山に逃げる。

しかし、そこには寺院から命からがら逃げてきたピドロ達もいたのだ。

 

タケル達が吊り橋を渡ろうとした時、ピドロ達が出てきて吊り橋を切断してしまう。

マリーは転落し、崖にしがみついたタケルも「インドの女王」を空港にいるヤマトネ博士に渡してくれ、と少年に託して落ちて行く。

 

届けられた「インドの女王」を調べたヤマトネ博士は、そこに秘密基地の図面が隠されていることに気がついた。

新しく造られたナゾーの秘密基地に違いない。

少年の話では、カイバル峠にある宮殿で見たことがあるらしい。

 

カイバル峠の宮殿では、マゾがピドロに「インドの女王」の回収に失敗したことを責めていた。

ピドロはタケルとマリーを捕まえてきた戦果を自慢するが失敗は失敗である。

マゾは落とし穴を使い、ピドロを怪獣ゲンガルルーのいる地下に落してしまう。

地下からゲンガルルーの餌食になったピドロの悲鳴が聞こえた。

 

少年と宮殿に向かうヤマトネ博士を、マゾ一味が待ち受けていた。

タケルとマリーを人質にして、インド空軍への通信機を捨てさせ銃撃を仕掛けてくるマゾ一味。

ヤマトネ博士と少年は岩陰に隠れ、タケルとマリーはこの騒ぎにマゾの手下から逃げ出した。

そして、滝の後ろからゲンガルルーが出て来たではないか。

 

 

 

助けを呼びマリーの声に応えて現れた黄金バットは、ゲンバルルーに鷲掴みにされるが、シルバーバトンで腹を切り裂き倒してしまう。

インド空軍の出動を察知したナゾーは、ナゾータワーを発進させて逃亡を図る。

宮殿の秘密基地を跡形もなく爆破して・・・。

 

☆☆☆・・・損はない