昨日、父が施設を移動しました。

昨日までいた施設は入院していた病院の系列で、退院後すぐ入所できるということでお世話になったところです。そして、移った先はすでに母が入っている施設です。

とりあえず今までの経緯を書いてみると、ずっとふたりで生活していたのですが、母が昨年3月に骨折し、さらに脳梗塞の再発で入院延長となり、退院した10月に施設に入りました。施設に入った直後、施設のリハビリ担当のかたが自宅の様子を見に来たときに、一緒に来て感動の再会を果たしていたわけですが、結局その後面会もできず、そもそもオンライン面会(専用タブレットを借りるタイプ)に行く気力も体力もなくなっていたところを、本人も年末に入院して、さらにチャンスがなくなりました。すると、今度は母が入院してしまいました。2月には父が退院し、施設に入りました。3月になって、母が退院し、元の施設に戻りました。

そんな状態だったので、私も妹もふたつの施設と実家を行ったり来たりすることになり、結構大変なことになっていました。母の施設は実家の近くということで探した施設だったのですが、父の施設はたまたま救急搬送された病院の系列ということで、結果的に遠くなってしまったので。(^^;

そして、父の施設から3ヶ月経った後どうするかというお伺いを立てられたときに、母と同じ施設にしてもらえるといいね、ということになりました。両親も一緒にいる時間ができるし、私たちも行先が1ヶ所になるし、しかも実家からも近いし、ということで。そして、そういう方向で準備を進めていました。一時、父が男のプライドを発動し、ちょっと拒否反応を示しましたが、一応納得して移動することになりました。

昨日は、出発時間はざっくり伝えてあったので、すぐに出発できる準備は済ませてくれていて、施設でなにもやることなしに、介護タクシーで移送するだけで済みました。出発が迫ったら、「本日退所の○○○○さんが出発です。受付職員は~」と放送があって、集まっていただき、大勢でお見送りしてくださいました。本人は感動のあまり、泣き出してました・・・そんなに感激屋だったとは知りませんでした。(^^;

新しい施設に着いて、看護師さんやリハビリの理学療法士さんと必要な情報を確認し合っている間も一緒にいて、私たちがわからないことは本人に確認できるくらい頭はしっかりしてるんですけどね。とにもかくにも、体力が落ちすぎてて。。。そのアンバランスさがちょっとかわいそうなのですが。

その後、契約の段階になって、居住スペースに移動してもらいました。せっかくなので、母の面倒を見るように頼んでおきました。多分、それが父のやりがいになるはずです。(^^;

両親の感動の再会を見届けることはできませんでしたが、そのあと私と妹はひたすら書類を書きまくりました。これが一番疲れましたねぇ~。

そして書類を確認し、母の担当のケアマネさんとも少し話してから、施設を後にしました。

妹とも話していたのですが、ちょっと気がラクになった気がします。実家にも近いので、勝手知ったるところ、というのもありますしね。(^^)

来週、母のときと同様にリハビリの先生が自宅を見に来るので、それが終わると、本当に一段落・・・ということになるはずです。

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移動途中で電車の時間調整のため、一息ついたときのものです♪