5月はブログを更新する間もないくらい農作業が忙しかった。でも26日から29日にかけてかねてからの望みであった屋久島宮之浦岳に登ってきました。
昨日・今日の雨で農作業もできずブログ更新となりました。
昨年の北海道利尻島の利尻岳以来の山行です。
今回は初めてのツアー山行です。(HISエコツアー) ツアーの皆さんに
1日目(26日) 朝7時45分の羽田発飛行機に間に合わせるため自宅は4時30分出発。鹿児島空港を経て屋久島へ渡る高速船乗り場へ。桜島がドンと目の前です。 
高速船(トッピー3号)に乗って屋久島を目指します。開聞岳も見えます。


屋久島は宮之浦港へ到着。
ホテルについて一休みした後ツアーの人たち7人と夕食会へ。今まで経験したことがないツアーなので新鮮でした。皆さんの自己紹介ですぐ打ち解けることができました。(今回の皆さん本当に良い人たちでした)
料理はトビウオのから揚げが特に美味しかったです。

翌日(27日) 4時に車でホテル出発。途中ヤクスギランドで朝食。
さらに車で淀川登山口に到着。残念ながら霧雨のような小雨。支度をして5時30分 合羽を着ていざ出発です。

約1時間で淀川小屋へ。雨はすでに上がりました。

淀川小屋を出発して登山道を歩いていくとガイドが「猿がいます」。最初2匹でしたがさらに現れて5匹くらい?。あわててカメラを取り出しますが眼鏡もしていなくうまく撮れないうちにいなくなりました。(下の写真で我慢して!)

さらに登っていくと今度は高盤岳が見えてきました。山頂の岩は豆腐岩と呼ばれています。確かに豆腐を切ったような感じです。(ちなみにこの山頂は通りません)

次は日本最南端の高層湿原と言われる「花之江河」(読み方は”はなのえごう”)が現れます。
空は真っ青。快晴になってきました。慌てて日焼け止めを塗ります。

さらに歩いて投石平を過ぎると今度は鹿が現れました。鹿は悠然として逃げる気配もありません。自然がいっぱいですね。

宮之浦岳まで約1kmの所で昼食休憩。ちょっとした下りもありながら徐々に高度を上げていきます。
そして12時20最高点宮之浦岳登頂です。まずまずのコースタイムかな。
ここが九州全体の最高点です。

登山ガイドの真辺哲也さんと金井日向子さんです。
私たちの食料や小屋に泊まれない場合のことを考えてテントなど重い荷物を背負ってくれました。感謝です。二人とも気さくで話もうまく私たちを大変楽しませてくれました。

宮之浦岳の下りはシャクナゲがきれいでした。真辺さんが大きな荷物を担いで先頭を行きます。これからはほぼ下り。助かるな。

さらに行った所に平石岩屋という所があります。そこにあるのは何でしょう。

ちょっと近くに行きすぎての写真なのでいまいちですがもっと遠い所から見るとタモリにそっくりなのです。(タモリの写真のためにもう一回登るのは遠慮しとこう)
平岩岩屋から宮之浦岳を振り返ります。だいぶ下ってきました。左に見える形の良い岩峰は翁岳です。どこから見てもわかりやすい山です。

さらに進むとシャクナゲのトンネルです。木の下を通るので花はあまり見えません。(ガイドさんの靴は長靴です。これで良く登れますね)
でも所々で見るシャクナゲはこんなにかわいいのです。

そして15時10分 今日の宿泊地の新高塚小屋に着きました。予定より少し早めかな?残念ながら写真を撮り忘れたのでインターネットから借用です。
小屋全景(インターネット)
小屋内(インターネット)
小屋について空き具合を確認すると我々が入ってほぼ満杯。良かった。テントで雨を気にしながら寝ることを考えたら天国です。私1人は左側の1階。他の人は右側の2階に陣取りました。
17時頃?小屋の入り口付近のベンチで夕食。ドライフーズに熱湯を入れてもらいさらに豪華にたこ焼きやその他のおかずを食べさせてもらいました。お酒は自分で持ってきた紙パックの清酒1合です。(ちょっと足らないな!)
私たちが食べている間にも人が到着。廊下には縦に仕切られていますが横になってのぎゅうぎゅう詰めです。入り口にも寝袋があります。
18時には寝袋に入って寝てしまいました。
良い一日でした。(登れたことに感謝です)
次の日(28日) 4時食事なので3時30分に起きて2階を見るとまだ暗い。遅いなと思いながら支度をして4時過ぎにベンチに行くと皆さんもう食事中でした。3時30分は既に全員が外に出ていたので暗かったのです。慌てて自分も朝食を準備。
空を見ると暗い中少し雨が降っています。
カッパの上だけを着て6時に新高塚小屋を出発。途中雨が止んだのでカッパを脱ぎました。さらに歩いて高塚小屋には6時頃到着。

周りは杉やヒメシャラで鬱蒼とした森です。
小屋で休憩した後5分も歩くと縄文杉が現れました。


とにかくでかい。離れたデッキの上からしか見られませんが胸高周囲が16.4mですから直径では5m以上になります。ガイドさんに昔の写真を見せてもらいましたが根元で人が10数人並んで立っていました。自分も写真を撮りまくりました。
縄文杉を堪能した後は夫婦杉です。日本の杉が枝でつながっています。

さらに下って今度はウィルソン株です。

この切り株が中に入ってみるとすごいんです。
人が8人並んでいてもまだまだ余裕。それもそのはず上の切り口の周囲は13.8mあるそうです。祠が祭られているのもうなづけます。上には切り口ですがハート型のに見えています。時間が遅くなるとこの写真を撮るのに行列だそうですが余裕で写真を撮れました。
ウィルソン株から25分程度でトロッコ道に出ます。ここからはトイレも下界と変わらず快適です。

トロッコ道を快適に1時間ちょっと歩くと三代杉です。ここでやや早めの昼食です。(約10時)
三代杉は初代が150年前 二代目が350年前 そして一番外側が現在も生きています。

三代杉から少し歩けば楠川分かれです。ここから白谷雲水峡に向けて辻峠への登りになります。下りに慣れた足に鞭打って登っていきます。
12時前に辻峠着。希望者のみで太鼓岩に登ります。もちろん私も。
太鼓岩ではガイドの金井さんが下から危険を冒して撮ってくれました。

辻峠からの下り白谷雲水峡は苔むす森でした。もののけ姫の世界です。観光客も多くなりました。


屋久島の水は本当にきれいです。島全体が岩(花崗岩)でできているため濁らないそうです。
そしてこの「さつき橋」を渡ると長い山旅も終わりです。下山した顔は皆さんすがすがしい顔になっていました。

駐車場にお迎えの車に乗せてもらい ホテルに着くと道の向かい側にあある温泉へ入りゆっくりと体を休めました。水風呂で筋肉も冷やしました。
その後夕食は安房にある焼肉屋さんへ。皆でゆっくり山の思い出を語り合いました。鹿の肉は本当においしかったです。(写真はありません。食べるのに夢中でした)
最後の日(29日)は午前中に島内観光 午後からまた高速船に乗って鹿児島に帰ります。
ガイドは山も一緒だった真辺さんです。
車に乗って海や山を見ながら行きます。
島の北西 いなか浜はウミガメが産卵することで有名な所です。


浜に降りてみるとウミガメが産卵した後海に戻っていった後がくっきりと残っていました。2か月半くらい過ぎると子亀も一生懸命海を目指すのでしょう。
いなか浜から少し行海岸は特にきれいでした。

ガイドの真辺さんはここでも釣りをするそうです。
ここから南に下る西武林道は鹿や猿が出没します。車が通っても逃げる様子はありません。大切にされているからかな?
さらに南下すると大川の滝があります。豪快に流れ落ちる滝は迫力がありますね。

滝の後は高速船が出発する安房を目指します。
旅の締めは昼食です。トビウオのひつまぶしです。ビール付きでおいしくいただきました。

高速船はロケット号です。
台風が近づいている情報もありましたが予定通りに出航 種子島経由で15時30分頃鹿児島に着きました。

楽しかった屋久島と宮之浦岳登山。
ありがとう!