サバキかたアレコレ | NeoMackey_ITpro&古武道のブログ

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サバキかたアレコレ

基本は先輩諸氏から聞いた話と、先生の動きからと、大東流の成り立ちの歴史の考察、その他合気系武道からの考察です。

 

 基本として教わった中に真実がある様です。基本というのは難しいですが、尾ひれついたり、近代スポーツ論偏重でしたり、他武道からの拝借だったり、このあたりを排除して。

それでも伝わっている事柄から、シンプルな部分に大事な要素が含まれている様です。シンプルな部分は表面的な説明や話をうのみにせずに、本当に伝えたいと思われる想像力を働かしてみると見えてくる事があります。

現時点の私の知識、経験、想像力、からの答えを一緒に稽古されている方々に公開、説明させていただいています。

 

サバキの足は真横、入身は斜め前、もう一つは引くサバキも斜め後ろで真後ろは有りません。いわゆる三角飛び(三角移動)です。

コレに体作り、無駄な力を排除し、姿勢を保ち。日本武道の大事とされる丹田、肚作り、居着かない脚、呼吸、目付、を研究、稽古すれば良い事に成ります。

 

  真横のさばきがまず会得し易いと考えます、次に腰を切るサバキ、その延長の転回、その次に相手に近付く入身でしょうか?

 

稽古法は基本は下記ですが中身を考えないと、似て非なるダンスになります(^^;

1.三角飛び、私は飛ぶのは近代スポーツの影響で推奨しません、三角移動を上半身回転させずに、居着かずに行う。

2.その場の転換で足の中心にて両脚で行う。踵よりが理解しやすい。

3.入身の基本の腰サバキ、四方投げの様な一歩出ての体転換、足先から踏込み、腰で転換する。

4.コレらに対して剣の突きをかわす訓練を加味して、さばきの会得に近付ける事ができます。

当方の指導ではダメなのは若さに由来する技術です。

・回転は早い者勝ち

・飛び跳ねるのは近代格闘技のボクシング等の真似

反射神経や動体視力に頼る訓練は歳を得るとほぼ意味無し若年層に勝ちを与えるだけ

このあたりの能力を若いころから保つとか、ある程度鍛えるのは、長い目で見るとあまり意味をかんじません。若さが勝つ能力を保つのは限界が早いです。

 

大事なのは基本の体作り(ここにも伝承の差も有る様ですが…古武道的なら多くは大丈夫)、体作りでも超人をめざすとか、体に対して大きな可変を加えて、体を変化させるのはあまり賢い方法論では無いと思います。同じ身体改造でも潜在能力を高める、その結果が超人的につながるのは構いませんが、はなから超人を目指すような教えは誤りです。