2021/05/11 | NeoMackey_ITpro&古武道のブログ

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先の先の正面受(まだ完全な読みの先では無い)相手を漠然と見ながら受ける。
 これもあくまで私見です。

 居捕の姿勢から、小太刀を縦に刺し、普通の太刀と同じ様な形で刺し、抜刀してすぐさま真横心臓の高さに構え、そのママの型に、振り込まれる前に、立会時は首の高さ程度に、居捕は眉間先か斜め上方の頭の高さに、腕を振り上げて、相手の正面打を捉える。弾くのでは無く、腕を上げるだけで無く、掌を力の方向に向けきる。

 スピードでの早くでは無く動く。受け役もシッカリ剣を切り下ろし、単に叩くとか目先の皮を切るでは駄目、受けが進み出した所で捕は抜刀し、直ぐ様に牽制で剣を真横に構える、それでも斬り込んで来る時に剣先を向けるかもう一段階高い構えに変えて、振り出している力が出る寸前を受け止める。もし抜刀して直ぐ様に斬り込む相手の時は真横にする動作を省略して眉間の前か頭の高さにて受ける。この時に腕は曲ってはならない、掌底はシッカリと相手の剣先に向う。
ある程度一人稽古可能!ユックリと確実な上半身力抜き、姿勢良く真直ぐに剣を抜く。実際に剣を抜く稽古出来なくとも、所謂イメージでもかなり進歩の可能性あり。
 なお、後の先の場合1ヶ条に多く見られる形、先に習得すべき位置です。白帯時はシッカリとこれを指導しています。
足は出来るだけ引かず、調整でうしろに動かす場合は有るが引くのでは無い、これが先の先と異なるコツ、体の面は同様に後に下がらない。正面力と体の位置を覚える。
間合は正座の膝の位置より前だと力が当たる、最も前に出す位置がこれが限界。近い体ギリギリに抜き上げる位置はその本人の掌が天を向けられる位置。肘を曲げず前腕も伸び切らない。
 この後の先がある程度身に付いたら、先の先を稽古するべき。先の先はある程度身に付けた者と行うと、感覚的には理解が早い、この先の先も一朝一夕で出来なくとも良い、稽古継続すれば誰でも分かる、そこまで最低限3年の辛抱です。有段者でも会得者は少ない、頭の理解だけも出来ない者も高段者でも存在する。