居合、３本目（受け流し）、正座
「要義」左横に座っていた敵が、突然立って切り下ろしてくるのを、
「鎬」で受け流し、さらに袈裟に切り下ろして勝つ。
私はこれを受け止めた時の形もしっかりと行っています、受け流しをほんとに流しているのでは実戦性から遠くなりすぎます。
①立ち上がり時は、刀を強く握らない。
親指と人差し指で握るというより挟み持つ。
抜きは体に沿って右斜め上に立ち上がりながら抜く。
鞘離れを見せる。抜き終え受け流すまで一連の動作を止めない。
②受け流しは自分から進んで受け流す。
立ち上がり正面を向いた時に、自分から右手を上へ突き出すようにする。
右膝を左膝に付け（膝は緩めておく）受け流すときは、刀を持つ右手の位置に注意（右肩上方）し、正体した相手を見ながら体の向きを変え（相手が少し左へ移動している）、袈裟切りの位置まで刀を回す。
手だけではなく、体の向きを変えるのと同じくする。
③刀を立てないで柄は受け流した所から変わらない。
手を下げない、つっぱらない、左手で切る事。左足は大きく引く。
その後の血振りが楽になる。
切る時の体重は右足に残しておくこと、左足では相手が遠くなり切れない。
④相手から目を離さないこと。相手に対して、左足を真っ直ぐに大きく引くこと。
⑤納刀は逆手納刀。
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