居合4本目(柄当て)
「要義」 前後に座っている二人の敵の殺気を感じ、正面の敵の「水月」に「柄頭」を当て、続いて後ろの敵の「水月」を突き刺し、さらに正面の敵を真っ向から切り下ろして勝つ。
① 正座から前の敵に牽制をかける、柄を正確に相手の水月(鳩尾)に当てる。
② 抜くのは腰のきれのみで
は無く、多少柄を前に出し相手を押す気持ちが要る。
③ 後ろを振り向いて突くが、体がブレてはイケない、足がゆるみ折れてしまうと腰が座らない。
右足は前の相手に真っ直ぐに向ける。刀は水平にして抜き胸は張る。
④突く時には様々崩れない、
鞘を動かしすぎると姿勢は悪くなる。結果突く方向がブレてしまう。胸を張ったまま突かねばならない。
⑤ 突いてから、ゆっくりと前に向き。
大きく振りかぶって切り下ろす。
振りかぶった時、刀の刃の向きには真上を向け、頭上で剣先が中に入らないように、前から見て真っ直ぐに。
⑥ 血振りを行い、納刀。
*切ることより、鞘をブラさずに前後に扱う。納刀、抜刀時に姿勢も崩さず、剣が乱れること無いのが大事。
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