Twitter連動
”大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみる”企画
<基本事項>
商品名:まる
蔵元:白鶴
内容量:200ml
価格:157円(税別)
原材料:米、米麹、醸造アルコール、糖類、酸味料
アルコール度数:13度以上14度未満
日本酒度:+1
酸度:1.2

第7弾は、こちらもワンカップと並び皆さんお馴染みの白鶴”○(まる)”です。
昔からCMでもよく流れていましたね。
「まる~!」という非常にわかりやすいキャッチーな内容、同じくその商品ラベルの親しみ易さもあり、知名度で言えばワンカップよりも上なのではないでしょうか。
さて、そんなまるを、本気出して味わってみましょう。
まずはカップのままいただきます。
香りをふわりと嗅いでみると、アルコール感満載の例の香りがします。
うーん、正直苦手な部類です。
一口飲んでみます、ごくり。
…おぉっ!これは、アルコールぷんぷんの香りとは正反対に、すごく飲みやすい!
失礼ながらかなりびっくりしました、香りから想像する味わいとは違ったもので。
安酒にありがちな甘味を感じることは確かに感じるけれども、全然べたべたせずすっきりしている。
へーなるほど!
これは素直にすごいなと思いました。
続いてグラスに注いでみます。
香りが少し散ったせいか、あの嫌な感じがけっこう無くなりました。
ごくりといきます。
ふーむ、これ、普通にイケる。
なんだろう、糖類、酸味料という、今ではどちらかと言えばネガティブに捉えられる添加物を使用しているにもかかわらず、おそらく使い方が洗練されているのでしょう、非常にバランスの整った味わいになっています。
甘味、旨味、酸味、辛味、良いですねこれは。
次は熱燗にしてみます。
まず香りはと…、うん、燗にした方が香りは好きです。
キツさが解けて良い感じになっています。
味わいは、そうですね、旨味が程良く膨らんで、必要以上に甘味を感じることが無くなりました。
やっぱりバランス良いなぁ。
そして辛さが良い感じに全体の味を引き締めていて、後キレも良いです。
珍しく今のところ高評価ですね。
ぬる燗にいってみます。
…ふむ、ぬる燗にすると少しミネラル感が出てきましたね。
それと、熱燗の時同様、甘味が抑えられたのは良いのですが、熱燗の時ほどの旨味の膨らみが無いせいでしょうか、薄く感じます。
コクが足りなくなったとでも言えばいいでしょうか。
あ、でもその分辛さを感じるので、辛口が飲みたい時にはちょうど良い気がします。
そう考えるとその点でバランスは取れているということか、な?
最後、常温です。
うんうん、なるほど、この状態だと辛口酒に感じます。
コクはぬる燗の時よりも深い気がします。
余韻を一番長く感じるせいでそう思うのかもしれませんが。
しかし、常温だとこういうお酒ですよということを初めから知っていて飲む分には、普通に良いです。
全然アリです。
そして常温の方が食事には合わせやすそうです。
では、評価は
☆4 美味しい
です。
出ました、初の☆4美味しい評価。
いや、これは単純に良いと思いました。
おそらく低アルコールであることも関係していると思いますが、まず非常に飲みやすいです。
変な甘味、酸味も感じず、キレも良いため、意外とするすると飲めてしまいます。
(香りはNGでしたが)
そして、そのままでももちろん良いのですが、公式でも「様々な料理と好相性です」と謳うだけあって、確かに料理の邪魔をせずに寄り添うタイプのお酒だと思いました。
冷酒の場合は、甘味を一番感じるので、塩気のある料理。
熱燗の場合は、味のバランスが一番整っているので、出汁や自然な旨味を活かした料理。
常温の場合は、キリっとした辛さを感じやすくなるため、脂ののった魚のお刺身なんかが良さそうです。
しかしまあ、☆4以上が出ることはあるのだろうかと思っていましたが、まさかまるで出るとは自分でも思いませんでした。
あ、でも以前Twitterでも言及しましたが、いつまでもまるの宣伝ばかりしていることについては変わらず反対です(笑)
まるはもう十分に役目を果たしているでしょうに。
まあそんな話はさて置き、2019年最後の今回はこれまでで一番の高評価となりました。
来年も引き続き、大手のお酒について個人的に評価していこうと思います。