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名古屋日本酒案内

主に名古屋市内での日本酒事情にスポットを当てます。
特定銘柄が買える・飲めるお店の案内や、イベント情報について。
時々日本酒の紹介。

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”大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみる”企画

 

<基本事項>
商品名:つき
蔵元:月桂冠
内容量:210ml
価格:156円(税別)
原材料:米、米麹、醸造アルコール

アルコール度数:13度以上14度未満

 

 

今回は月桂冠の「つき」です!(写真逆光ですみません)

なんとこちらの商品、2017年に20周年を迎えており、かなりのロングセラーです。

スペック的には、月桂冠独自のリンゴ酸高生産酵母である「さわやかキレ酵母」を使用。

また、四段仕込みが実施され、お米由来の自然でまろやかなコクを生み出しているとのこと。

では、本気出して味わってみましょう。

 

まずはそのままいただきます。

香りは、ふむ、微かにアルコール臭がする程度ですね。

あまり特徴は無さそうです。

では一口。

…おぉ、美味い

これは良いね!

口当たりはとてもサラサラ滑らかで、引っ掛かりがない。

甘味はあまり感じないけど、舌で転がすと旨味がしっかりと感じられる。

サラッとしているのに奥行きがあるっていうのが良いですね。

余韻は長めだけど、嫌な感じではない。

旨味が多いからかな?

いや、これはなかなか美味いですね。

 

ではグラスに注ぎます。

香りはやっぱりあまりしないですね。

味わいの印象は上記とさほど変わりはないです。

 

次は熱燗です。

香りはどうなる、か。

…お、開いた!

熱燗でちゃんと香りが際立つ、良いね良いね。

飲んでみると、旨味もより開いていて、甘味も冷酒の時より感じる。

余韻もさらに旨味が残る感じで、後口がけっこう楽しいですねこのお酒は。

個人的には熱燗の方が完全に好みです。

 

では、ぬる燗へ。

ふむふむ、これは、ちょうど中間と言えば良いのかな。

旨味も少し開きつつ、冷酒の時のサラサラ感も残しつつ。

なんだろう、ホッと一息感が一番ある

口に優しいというか、舌に優しいというか。

いろんな刺激を少なく感じるせいかな。

でも、余韻の部分ではなんとなく苦味がちょっとだけ強い気がします。

前半部分が穏やかだからでしょうか。

 

最後、常温です。

あ~これはですね、ぬる燗での中間具合とは逆で、一番特徴的な部分が見出しにくいような。

これが良いという人も居そうですが。

でも、甘味は一番感じるかな。

うん、なかなかです。

 

では、評価は

☆4 美味しい

です。

まあ初っ端から美味いって言っちゃってますしね(笑)

繰り返しになりますが、サラサラして口当たりが優しいのに、奥行きあってしっかりと旨味を感じます。

また、熱燗にした際に香りや旨味が開いたように、ちゃんと熱燗で楽しめる部分をわかっているところもポイント高いですね。

いやー、良かったです。

しかもこれ、210mlで税別156円ですからね。

かなりの高コスパ酒でした。

 

 

(余談)

かなり前に、日本酒バーで出会ったおじさんが京都伏見に旅行に行った話をされていて、

僕が「月桂冠の記念館行かれましたか?」と聞いた時に、

おじさんに「行ってないよ。てか月桂冠って美味しいの?」

と逆に質問されて。

その時は、「いや、美味しいやつはちゃんとありますよー、モニョモニョ…」としか言えませんでしたが、

今ならはっきり言えます。

「月桂冠は美味しいですよ!」と。

 

<百貨店試飲会情報>

〇名古屋タカシマヤ

1日~4日 水芭蕉(長野)

5日~11日 玉乃光(京都)

12日~18日 酔仙(岩手)

19日~25日 西之門(長野)

26日~29日 人気一(福島)

 

〇名鉄百貨店

1日~11日 愛知の地酒特集

12日~18日 北雪(新潟)

19日~25日 神杉(愛知)

26日~29日 白牡丹(広島)

 

〇松阪屋リカーショップ

1日~4日 勲碧(愛知)

5日~11日 龍力(兵庫)

12日~18日 宗玄(石川)

19日~25日 半蔵(三重)

26日~29日 美濃紅梅(岐阜)

 

〇三越栄店

1日~4日 孝の司(愛知)

5日~14日 バレンタイン特集

15日~18日 甘酒特集

19日~25日 七笑(長野)

26日~29日 神の井(愛知)

 

<月間イベント>

1日

丸石醸造 蔵開放

 

2日

丸石醸造 蔵開放

パルコ名古屋店「スキ❤カモ六蔵 新酒 地酒BAR」

 

9日

盛田ねのひ蔵開き

 

11日

本と酒 安西コーブンドー「鮨と酒 ガンジー×コーブンドー」

 

16日

酒蔵みてある記 水郷 蟹江散策と山田酒造「醉泉」・「最愛」

第17回伊勢屋酒蔵開放

 

21日

白老の澤田酒造 酒蔵開放

 

22日

白老の澤田酒造 酒蔵開放

尊皇蔵元「奥」を堪能!生酒から熟成酒まで7種飲み比べツアー

 

23日

白老の澤田酒造 酒蔵開放

神の井酒造 酒蔵開放

山盛酒造 酒蔵見学会

大府市 長草天神社どぶろくまつり

 

29日

肉ニクまつりvs第4回あいちめしEXPO20

肴糀醸 やしろ「ヤシロック2020 壱 『大七酒造』『矢沢永吉』」

 

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”大手の紙パック酒とカップ酒を本気出して味わってみる”企画

 

<基本事項>
商品名:しぼりたてギンパック
蔵元:菊正宗
内容量:180ml
価格:198円(税別)
原材料:米、米麹、醸造アルコール

アルコール度数:14度以上15度未満

日本酒度:+3

 

 

今回は、昨年各所で話題沸騰となった菊正宗のしぼりたてギンパックです!

菊正宗独自の酵母・キクマサHA14酵母が使用されているという、フルーティーさに特化したお酒。

昨年はIWC(インターナショナルワインチャレンジ)のSAKE部門にて、「グレートバリューチャンピオンサケ」、及び「普通酒部門トロフィー」というダブル受賞を果たしたお酒として一躍注目を集めたのは記憶に新しいですね。

そんな輝かしい実績をもつこのお酒ですが、もちろん忖度は一切しませんよー。

では、本気出して味わってみましょう。

 

まずは冷酒でカップのままいただきます。

香りは、…わお!

噂通りのフルーティーさ

メロンやマンゴー、南国の果実を思わせるような甘~い香りがプンプンと漂います。

これはすごいな。

その陰に隠れてカップ酒にありがちなアルコール臭も微かに感じますが、まあ気になるほどでもないですね。

それでは一口、と。

ふむふむ、これは、軽っ!

もたっとした感じが一切無い。

とってもクリアで、良く言えば優しい口当たり、悪く言えばコクが無い

これは好みが分かれそうですね。

後口にミネラル感の伴う苦味が残るのがちょっと気になりますが、総じて良い感じですね。

素直な感想としては美味しいです。

 

ではグラスに注ぎます。

ほう、香りがより開いたような気がします。

少し青竹っぽさも感じるように。

飲んでみた印象はカップの時とさほど変わりは無いですね。

 

続きまして、熱燗にしましょう。

冷酒推奨のようなので、果たして温めるとどうなるか。

まずは香りは、…あら?意外にもフルーティーさはあまり損なわれていない

むしろメロン香はこちらの方が感じるかも。

それに加えて生クリームのような香りもします。

飲んでみます、ゴクリ。

おぉ、これも意外にも、冷酒の時と同じようなクリアで優しい感じです。

それどころか、よりまぁるい味わいになって、コクが出てきたかもしれない

へー、この手の商品は温めるとダメになるもんだと思ってたけど、むしろ温めた方が好みだ

うん、良いですね、美味しいです。

 

ぬる燗はどうでしょうか。

ふむ、熱燗に比べるとメロン感は薄まったかな。

でもまだ十分にフルーティーな香りです。

飲んでみると、…うん、やはり良いですね。

柔らかく、舌全体を包みこむように優しい味わいがします

冷酒の時にあんなに軽かったのが、熱燗の時と同じく少しコクが出てきているような気がします。

しかし余韻の苦味が復活しましたね。

この苦味は少し苦手かな。

 

最後、常温です。

香りは、ほどほどにフルーティー。

ツンとした感じが無いので、これがちょうど良いという人もいるかも。

味わいは、軽さもあり、まろやかさもあり、苦味もあり。

うーん、常温が一番特徴が希薄かもしれません。

というか、フルーティーさが売りの日本酒にありがちですが、飲み疲れてきました(笑)

やっぱりこういうお酒はそんなに量は飲めないなあ。

単体で飲んでいるので余計にそう思うのかも。

 

では、評価は

☆4 美味しい

です。

これはもう素直にそう思います。

さすが、ダブル受賞の実績は伊達じゃありません。

熱燗でこんなに映えるのもすごく意外でした。

しかし、☆5でないのは、最後の方で言及しましたが、単体ではそんなに飲めないなと。(個人的にですが)

そのため、食事をしながらの方が向いていると思います

カルパッチョなんか良さそうですね。

もしくは、たまに二口、三口ぐらい飲むのがちょうど良いかもしれません

純米バージョンでキンパックなるものもあるようなので、機会があれば飲んでみたいですね。