こんにちは。
エンジョイゴルフ道コーチ北野正之です。
に続いて、関心したことの2つ目です。
こちらは吉良久美子さんのエピソードが私のゴルフでレッスンしていることと共通していたのでお話してみようと思います。
実は先日、大失敗をやらかしたそうです。
その後の対応が素晴らしい!という話です。
「うわー」
「やっちゃったー」
「どうしよう、、」
あなたにもそんな経験ありますよね?
ゴルフでも
「ダフッた」
「池ポチャ」
「3パット」
「OB」
様々な「やっちゃった!」があります。
そんなミスの後の心持ちの話です。
大失敗をした吉良さんの話を聴いていて、共通することが2つありました。
大失敗したその時は当然オロオロしたそうです。
わちゃわちゃとパニックにもなったと言っていました。
当然ですよね。
その瞬間に即座に対応できるならいいですが、よほどトラブルに慣れている方でもないと、オロオロしますよね。
吉良さんと話をしていて素晴らしいと思ったのはその後の話です。
「来年取り戻すようにします」
聞きました?
来年ですよ!来年。
「今回ので学んだから来年取り戻します」
これです!
「多くの人はミスをすぐに取り戻そうとします」
ミスを挽回しようとして次のミスを起こします。
ここが私が教えているゴルフのメンタルの部分と共通しているのですが、
「すぐにミスを取り戻そうとしない」
「ミスを背負ったまま次に進む」
ミスをした直後というのは
体勢が崩れた状態
その体勢が崩れたままで起死回生のパンチは打てないのです。
まずは自分の体勢を整えるのが最優先。
体勢を整えて、取り戻すのではなく
「氣づいたら戻っていた」
というようにもっていくこと。
OBを打ったから、バーディを取ろうではなく
OBの分の2打を背負ったまま進む。
そのうち長いパットが入るかもしれない。
そのうちバーディが取れるかもしれない。
そんな風にプレーが終わったら帳尻が合っていたという風にプレーするのです。
1992年のバルセロナ五輪での谷口浩美さんを覚えていますか?
マラソンでコケた時間を取り戻そうとしてダッシュしたら、その後のペースが乱れてしまい、いい走りができなくなることは想像できますよね?
ところがゴルフだと「ダッシュ」する人が大勢います(苦笑)
そのロスタイムを背負ったまま進む。
ロスタイムを背負ったまま自分のペースで進むしかないのです。
それが最短で完走することになるのです。
吉良さんは1年後に取り戻すと言ってました。
1年かけて取り戻すとも言えるでしょう。
ミスを挽回することをそのくらい先に設定できることを素晴らしいと思いました。
「ミスはじわっと取り戻す」
この心持ちで崩れた体勢が整うのが早くなります。
きっと吉良さんがミスを取り戻すのに1年もかからないだろうと想像できました。
そしてもうひとつ共通していたのは
そのミスの中にも感謝の部分を見つけられていること。
自分を労っていることです。
やってしまったのは仕方ない。
だけどこんな素晴らしいところがあるじゃないか。
と自分のことを自分で励ましていることです。
ミスをした時って全てを否定してしまったりします。
しかしミスの中にも素晴らしい部分はあるはずです。
OBだったけど距離が出た。
OBだったけどフィニッシュで止まれた。
OBだったけどチャレンジできた。
そんな風に自分に向けて落ち込まなくてもいいよって声をかけてあげることで崩れた体勢や心を整えることができます。
「ミスはじわっと取り戻そう」
「ミスの中にも良い部分を見つけよう」
という話でした。
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