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決算数字を良くする切削加工のコストダウン

技術系の経営コンサルタントだからこそ出来る、金型や機械加工メーカー様へのサプリメント!
切削加工のコストダウンや時間短縮などのサイトは山ほどありますが、元・切削加工技術者の中小企業診断士がお送りする、切削のコストダウンと決算数字の関係を紹介していきます。


こんにちは。愛知県の経営コンサルタント、

金型・部品加工業 専門コンサルティングの村上です。


先日、ある金型メーカー様をご訪問させて

いただいた時のこと、大型のマシニングで

アルミの材料が加工されているのを

ふと見て違和感を覚えました。


「あれ?この材料、アルミだよな?じゃないよな?」


そこで案内してくれてる社長さんに

アルミの加工条件は代えてますか?」と聞いてみました。


するとその社長さんは、「え?一緒じゃないの?」


同じでも削れないことはないですが、

そもそも(送り速度ではなく)切削速度が違います。

よく刃物の周速とも呼ばれる速さです。


超硬工具を使ってを加工する場合、

S45Cであれば、取り代にもよりますが

その周速は速くても

100~200m/minほどでしょうか。


一方、アルミはその倍くらいです。


それと機械の送り速度は、フライスの場合、

分あたりの主軸回転数に1刃あたりの切削量で

計算しますよね。


例えば、1刃あたり0.1ミリとか。


ですから、フライスの場合、主軸の回転速度が

速くなれば、それに比例して機械送り速度も速くなります。

したがいまして、寸法精度をコントロールできる

までに限度がありますが、よりもアルミの方が

加工する速度は早くなります。


さて、当サイトは加工を早くするだけの

情報サイトではありません。

決算数字を良くする情報サイトです。


したがいまして、前回までお伝えしているように

加工を早くするだけでは利益は増えません。

ですから、加工を早くして、余剰時間を作り、

そこに、
・支払い費用を減らす
・売上金額を増やす

どちらかのアクションを実行しないと

利益は増えませんので、ご注意ください。


ですから、ご訪問した金型メーカー様は、

アルミの切削について、もっと加工速度を上げ、

日当たりに加工する部品点数をもっと増やし、

売上を増やすべきでしょう。


必要以上に人件費や減価償却費を

増やさないことがポイントです。


そうしましたら、今度は後行程の組み立て、

すり合わせ行程などがボトルネック行程

なってくるかもしれません。


それはそれで、今度はその行程が改善対象に

なり、その時間短縮ができれば

さらに会社全体の生産性が上がりますね。


こちらの金型メーカー様の業績が

もっともっと上がることを楽しみに
しております。


金型・部品加工業 専門コンサルティング

代表:村上 英樹(中小企業診断士)

愛知県刈谷市高松町5丁目 TEL 0566-21-2054

http://sindan.info/hpb/

こんにちは。金型・部品加工業 専門コンサルティングの村上です。

私は、機械オペレーターであった頃、5軸マシニングによる切削加工の

経験があります。


この5軸加工の目的は何か?

なんと言っても、深い切削加工においても、短い工具の突出しで

ビビリの少ない切削ができることですよね。


私が使っていたCAMは、hyper-MILLとかVISI-CADでしたが、

当時は自動割り出し機能がなかったため、自分で最適な

傾斜角度を見つける必要がありましたが、これはこれで楽しい作業でした。


さて、会社経営において、最も気になることは、

5軸マシニングを使うと儲かるのかどうか?

でしょう。


単純に考えて、5軸マシニング3軸マシニングよりも1.5倍以上

高価な機械になるため、まずは減価償却費の負担が大きくなります。

その分、粗利益額が少なくなるということですね。


これまでの記事で書きましたが、これまで受注していた仕事量が

変わらなければ、費用が増えるだけで、加工が高度になっても

むしろ利益は減るだけです。


以前、私がオペレーターをやっていた時、3軸マシニングで60時間

かかる航空機部品を、5軸加工により24時間にしましたが、

これでも特に費用は変わりません。

材料費?

労務費?

特に変化はないのです。

むしろやはり減価償却費が増えるだけです。


その圧縮できた時間に新しい仕事を取り込まないと利益は増えません。

もしくは、新しい仕事を取るよりも早いのは外注に出してる仕事の内製化です。


それと、昔ほどではありませんが、5軸マシニングが宣伝ツールに

なって新たな仕事を呼び込むこともあるかもしれません。

私としては、どう使っているかを、どうPRするかの方が重要だと思いますが。


決算数字の利益まで意識した5軸マシニングの検討までできると

いいですよね。あとは採用面にも良い効果があると思います。


金型・部品加工業 専門コンサルティング

代表:村上 英樹(中小企業診断士)

愛知県刈谷市高松町5丁目 TEL 0566-21-2054

http://sindan.info/hpb/


こんにちは、金型・部品加工業専門コンサルティングの村上です。

先週はクライアント様から、顧客からの急なコストダウン要求があると

いうことで慌てて連絡をいただき、その対策を練っていたりでバタバタ

しておりました。


さて、そのクライアント様や切削のお仕事をされている支援先企業様に

お伝えしているのが、「すべりの摺動面のマシニングでしたらもっといきましょう」

です。


いきなり、何のこっちゃ、ですね。

初心者以外の人は、わかった方が多いのではないでしょうか。


まず私がコンサル先の企業様で切削の状況を拝見していると、

もっと削れるのに、と思うことが多いです。


特に、リニアガイドの摺動面の機械では、深さ方法について

遠慮した方が良いとおもいますが、すべりの摺動面でしたら

もっと深くいけるのに、と思うことがあります。


繰り返しになりますが、リニアガイドの機械で無理すると、

私も経験ありますが、

機械が痛んでトラブルが起こりやすくなりますので、

オススメしないです。


具体的にどれくらい?」とご興味ある方はご遠慮なく、

お気軽にご連絡ください。


さて、当サイトの特徴は何と言っても、切削コストダウン決算

この関係について触れることですよね。


したがいまして、例えば、今回のように深く切削する時、

つまり荒取り加工ですが、荒取りは有人で作業する時が

多いですよね。

あまり、リスキーに無人で加工することは少ないと思います。


このような有人作業である荒取り時間を短くすることで

決算数字に次のような順序で効果が出てくると思います。


①製品1個当たりの機械有人作業が減ると、別の機械をより多く掛け持ちできる。

②これにより、外注に出している加工を内製化する、もしくは、新たな製品を

 受注することができる。

外注費用、もしくは売上増加により、利益が増加する。


最近は、サンドビックなど海外製の工具や刃先チップに負けず劣らず、

国内製でも、ガンガン切削できる工具が出ているようです。


いろいろ試してみるのも面白いですよ(私だけ?)。


金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上 英樹(中小企業診断士)
愛知県刈谷市高松町5丁目 TEL 0566-21-2054
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