ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記) -170ページ目

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

旅に出ます。

絶望しすぎました。


                                         テリー

やっと母の日の贈り物を渡すことができました。


先日、「すねかじり」の記事の中に、

ふと思い立って贈り物を購入するに至った顛末を書きましたが、

実はまだ渡せていませんでした。

というのも、しばらく母が体調を崩していたのです。


私の母は、これまで風邪をひくくらいのことはあっても、

これといって病気をしたことがなかったので、

医者にかかって検査を受けたり、投薬されたりしていると聞いたときは、

正直のところ、驚きました。

しかし、一番驚いたのは当の本人だったようで、

それを電話で聞いたとき、

電話越しに聞こえてきたのは蚊が鳴くようなか細い声でした。


ものごとには慣れ不慣れがあるものですが、病気もそのようです。

私のように虚弱体質の人間は、少しでも体調がよくないと、

医者にかかるのも、薬をのむのもはばかりませんが、

母のように病気をし慣れていない人間は、高熱が出ても、

医者にかかるのは愚か、薬すらのみたがらないようです。


ところが、今回ばかりはそういうわけにもいかず、

素直に医者の指示に従っていました。

いまは、ずいぶん回復して、普通の生活に戻っているようです。


私は、他人についても、私自身についても、

年齢や老いへの感覚がほとんどありません。

誰がいくつであろうと、自分がいくつであろうと、

まったく気にならないのです。


ひとの記憶や印象は非常に曖昧なもので、

自分自身も含めて、周囲のひとたちは、

ある時期を境に、誰も年をとっていないような感があります。

しかし、現実にはみな年をとるのです。


すべてのことを、年齢によるものと片づけるのは嫌いです。

しかし、改めて年齢について考えさせられました。


                                     by スグル

先日、元同僚で、いまはよき友人でもあるI、K両氏と、

久しぶりに再会し、お互いに近況報告をしつつ、夕食を楽しみました。

お腹もいっぱいになり、ひと通り話したところで店を出て、

例によって、カラオケに行くことになりました。

「例によって」というのも、この面子が揃うと、

食後はカラオケでシャウトするというのがお決まりなのです。


さて、いつも行くカラオケ店へ向かう途中で、

尿意を催した私は、とある飲食店ビルのお手洗いに立ち寄りました。

慌てて駆け込んだ私の目に入ってきたのは、 “裸のおしり” でした。

入ってすぐのところで若い男性が、

小さな男の子を洗面台の上に立たせて下着をはかせていたのです。


用を足して、手を洗おうと洗面台へ戻ると、まだ悪戦苦闘中でした。

彼らの隣で手を洗っていると、

やっとズボンまではかせ終わったその若い男性が、

ふうっと大きなため息をつきました。


幼い子どもは、ただ立っているだけでも不安定であるのに、

洗面台の上に立つのは難しいことでしょう。

また、いくら幼い子どもだといっても、

その重みで洗面台が落下しないとは限りませんから、

非常に危険なことでもあります。


最近は、おしめを換えるための台や、

用を足す間に子どもを座らせておく座椅子などが、

男性用のお手洗いに取りつけられているのを見ることがあります。

しかし、その数はまだまだ少ないように思います。


日本は、いわゆる経済先進国とされていますが、

残念ながら「ジェンダー・フリー」の観点から見れば、

精神的にはもちろん、物質的にも「原始的」な「後進国」です。

日常的・社会的生活における性差別は、

私たちの想像をはるかにこえて深く根ざしているのです。


                                     by スグル