社会経済生産性本部メンタル・ヘルス研究所の調査によると、
30代の会社員にうつ病や神経症など「心の病」が急増、
6割以上の企業で「最も多い世代」となっているのだそうです。
「心の病」で1ヶ月以上休んでいる社員のいる企業の割合は、
7割を超えていて、これも増え続けているといいます。
専門家は、こうした状況を生み出す一因として、
急速に進む成果主義や管理職の低年齢化などを挙げています。
30代といえば、いわゆる「団塊の世代」の子に当たります。
ちなみに、テリーも私も30代です。
ベルリンの壁の崩壊、湾岸戦争の勃発、バブル経済の破綻と、
混沌を極めた世紀末に、多感な青春時代を過ごした世代です。
こうした社会情勢を背景に、特に1990年代には、
まるで「シンプル・イズ・ベスト」を標語のように掲げ、
芸術を始め、さまざまな分野において、
極端な原点回帰に終始した時代であったと感じます。
このことが、明快な着想や価値観を持つことに、
ある種の抵抗を感じさせるのではないでしょうか。
枠にはまらないこと。
時流に逆らうこと。
迎合しないこと。
激化する「受験戦争」をくぐり抜けてきた一方で、
これらを「個性」として保持してきた世代にとって、
年齢による社会的責任は、これ以上ない重圧となっているようです。
ああ…
私に、ほんのわずかでも責任感なんてものがあるものか…
悩み多き同士よ。
共に戦いましょう。
by スグル