ドイツ軍が、スペイン・バスク地方のゲルニカを空爆したとき、
スペイン出身の画家パブロ・ピカソは、パリにいました。
彼は、大作「ゲルニカ」を製作することで、
ファシズムの暴力への激しい怒りを表現しました。
その後、パリを占領したドイツ軍の将校らが、
ピカソのアトリエに検閲のためにやってきました。
ナチスは抽象的な作品に非常に批判的だったので、
そこにあった「ゲルニカ」の写真を指して尋ねました。
「これを描いたのはあなたか」
ピカソは答えました。
「いや、違う。君たちだ」
終戦から60年余り。
何を見るべきか、何を聞くべきか。
決して誤ってはいけません。
by スグル