例年に比べ、日照時間が少ないといわれながらも、
ここ数日は、全国各地で気温が上昇し、
昨日は、大阪でもほとんど真夏日という暑さとなりました。
予報によると、しばらくは好天に恵まれるようですが、
来週末には天気が崩れ、いよいよ梅雨入りが近いということです。
今日は、この6月の始めにぴったりの詩を紹介します。
六月
茨木のり子
どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる
みなさんはいま、何を思いますか。
昨日の怒り
今日の喜び
明日の憂い
「喜怒哀楽」は、そこここに渦巻いています。
by スグル