赤の他人 | ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

今回のミステリクイズでは、私のもとに完璧な解答が寄せられました。

TM管理人 さん、おめでとう。 おみごとでした。

他にも、解答に辿り着いた方がいらっしゃったかもしれません。

やはり難易度が一つ星ではもの足りないでしょうか。


さて、いつものように、解決編を掲載して今日の記事とします。


今回の謎を解くカギは「引き出し」にあります。


F氏の主張によると、G氏は奥さんとF氏の仲を勘違いして、

「引き出しを開けたと思ったら、銃を取り出すなり」撃ったといいます。

その後、F氏は警察を呼ぶために電話をかけた以外には

何も触っていません」といっています。


しかし、それほど「かんしゃく持ち」でなかったとしても、

誰かを殺してやろうと銃を取り出したあとで、

わざわざ引き出しを閉める人間はいないでしょう。


でも、引き出しは閉まっていました。

捜査中に刑事が「引き出しを開けて、その中を覗き込ん」でいましたね。


おわかりになりましたでしょうか。



「殺人と致死」

殺人とは、ひとを殺そうと思って、あるいは死ぬかもしれないが、

それでもよいと考えて傷害を加え、死なせることをいいます。
致死とは、殺そうとは思っていないが、

ひとに傷害を加えて死なせることをいいます。

ひとを傷つけて死なせてしまっても、

そのとき殺意がなかったと証明できれば殺人にはなりません。

逆に、殺意があったと証明できなければ殺人罪には問えません。


ちなみに、刑法では以下のように区分されています。


 第百九十九条 (殺人)

  人を殺した者は、死刑又は無期若しくは三年以上の懲役に処する。

 第二百五条 (傷害致死)

  身体を傷害し、よって人を死亡させた者は、

  二年以上の有期懲役に処する。

 第二百十条 (過失致死)

  過失により人を死亡させた者は、五十万円以下の罰金に処する。


同じ結果を招いても、殺意の有無だけで、

こんなにも刑罰が異なってしまいます。
被害者やその遺族の心情を無視した刑法が物議を醸すのは当然です。


それでは、名探偵のみなさん。

次回をお楽しみに。


                                     by スグル